現在、多くの小規模事業の経営者は、自信喪失に陥っています。
「私はこの会社をやるのにふさわしい人間だろうか?」
「私はこの会社をやっていけるだろうか?」
「私は本当にこの会社を存続・成長させられるだろうか?」
そう感じてしまっているのです。
あなたは自信を無くしていませんか
もしかしたら、あなたもそうかもしれません。
しかし、これは、断言できます。
あなたは、間違いなくそれができます。
間違いなく、あなたの会社を繁盛させることができるのです。

たとえ、お金をかけなくても、時間と労力をかければ、できることが、まだまだたくさんあります。
だから、ぜひ、前向きに経営に取り組んで行って下さい。
マーケティングに手を付けよう
まず最初にすることは、マーケティングです。
とにかく、ここに一生懸命力を注ぐことです。
マーケティングとは、お客さんを目の前に連れてくる活動です。
ここに、現状の閉塞から抜け出す為の鍵があります。
だから、マーケティングにかかる費用を、間違っても「支出」とみなすような罠に陥ってはならないのです。
会社に問題を抱えていると、つい、マーケティングの費用を「支出」と考えて、経費として削減をしようとしてしまいます。
それが、売上の低下につながり、問題はますます拡大してしまうのです。

マーケティングとは、言い換えれば「投資」です。
「投資」の無いところに「リターン」は、絶対にありえないのです。
だから、何よりも優先して、ここに経営資源を投入し続けるべきなのです。
マーケティングとは積み上げること
マーケティングとは、一つ一つ細かく変化させていくことです。
何か、特別な魔法の薬がある訳ではありません。
細かい事を一つ一つ積み上げて複数の変化を起こすことです。
たとえば、自転車を例にとってみると、電動アシストを追加して、さらにタイヤを交換したとします。これで、出力とタイヤのグリップ力がそれぞれアップします。
しかし実際の効果は、二つの改良が組み合わさり、掛け算式に能力が向上します。グリップ力のあるタイヤで出力が増せば、さらにスピードが簡単に出せるようになるのです。
マーケティングも全く同じです。
細かい変化を積み上げることで、複数の変化が掛け算となり、飛躍的に業績を上げていくことが出来るのです。

しかしながら、細かい変化ひとつづつは、少しの結果にしかなりません。時には、それが目に見えにくい事もあります。
しかし、ここで、マーケティングに取り組むことを断念すれば、せっかく起きかけている変化すら元に戻ってしまうのです。
マーケティング活動は長期投資
マーケティングの心構えとして必要なのは、この活動は、全て長期投資だということです。たいがいのマーケティング活動は、時間をかけるほど効果が飛躍的に上がります。時間をかければかけるほど、その効果は大きくなって返ってきます。
その為には、我慢や忍耐が必要な時期もあります。なかなか目に見える成果が出なくて、徒労に終わったように見えても、それは、必ず何らかの結果をもたらしているのです。
しかし、結果が出ないと思って、途中で止めてしまっては、その効果すらも、ゼロに戻ってしまうのです。
マーケティングとは「投資」です。それも、長期的な投資だということを忘れないようにしてください。
じっと我慢してやり続けることで、新しい扉が開くのです。