ビジネスの本などを読むと、必ず出てくる言葉に「付加価値」というものがあります。
ここでは、この付加価値について少し考えてみたいと思います。
付加価値とは何か
この付加価値とは、そもそも何かといいますと、これがちょっと分かりにくいのです。
付加価値(ふかかち)とは、ある「もの」が有している価値と、それを生み出す元となった「もの」の価値との差のことである。一般的に、何らかの「もの」を使って新しい「もの」を生み出すと、元々の「もの」より高価値な「もの」となる。このようにして高価値となることについて「価値が付加される」という意味合いで、「付加価値」と呼ばれる。(ウィキペディアより)
なんだそうです。
わかります?
わかりませんよね!
私もよくわかりません。(笑)
付加価値とはあなたから買う理由
私は、この付加価値については、こう考えています。
付加価値とは、
「顧客があなたから買う理由」
です。

なぜ、顧客はあなたから買うのか?
ただこれだけなのです。
これを考えれば、自ずと付加価値が見えてきます。
付加価値はいくらでもある
この理由で一番最初に思いつくのは何かと言いますと、その商品があなたしか売ってない場合です。
これは、もう、明確ですよね。
独自の新商品を開発して、特許を取ればだいたいこの状態になります。それが、お客さんが欲しいとなれば、値段にあまり関係なく売れていくことになります。
次に思い浮かぶのが、あなたの商品が一番安いという場合です。
これも、理解しやすいですね。
同じ商品でもあなたが一番安く売っていれば、たいていのお客さんはあなたから買ってくれます。
そして、もうひとつのパターンがあなたが好きだから買ってくれるという場合です。
卑近な例で申し訳ないのですが、たとえば、あなたがものすごい美人(またはイケメン)ので、あなたに好意を持っている人が、どうしてもあなたに好かれたい場合、この場合も、あなたから商品を買ってくれるでしょう。
これ以外にもいくつか理由は考えられますが、とにかく、あなたから買う理由というのは、いくつも考えられるのです。そして、この理由を明確にして行くことがビジネス戦略としての付加価値ということなのです。
付加価値という言葉をあまり難しく考えずに、ぜひ、シンプルに考えてみてください。