私は、基本的に中小企業、中でも小さな会社や個人事業者などの経営者に向けて、こうした文章を書いています。
もちろん、この文章を読んている人には、それ以外の人も多く含まれているとは思いますがますが、今は、サラリーマンの人も、いずれは、自分の足で立って起業して、商売を始めて欲しいと思っています。
ここでいう、会社というのは、あくまで象徴的な言い方で、実際に店舗や事務所を持つ必要はありません。今の時代は、むしろ実際の店舗や事務所を持たないほうが、良い場合も多くあります。
社長の生き方が戦略の中心になる
小さな会社や個人事業者としてあなたが商売をする時に、もっとも重要な事は、あなたの生き方をお客さんに伝えることです。これが、これからの経営戦略の中心になっていきます。
どういうことかといいますと、今は、商品の魅力だけではなかなか売れない時代になり、社長個人の魅力で、商品が売れていく時代なのです。

そうなると、ここから経営戦略を組み立てていく必要があります。つまり、どれだけ社長であるあなたのことを、お客さんに知ってもらえるかが、カギとなっているのです。
しかし、多くの経営者がこのことにまだ気が付いていません。だから、つい、マーケティングやセールスのスキルやテクニックだけに拘わってしまうのです。もちろん、そういった知識を勉強することは、素晴らしい事です。しかし、もはや世の中の前提が変わってしまった。
あらゆるところで、ブティック化の波が起こってきています。
ブティック化とは、小型の専門店化ということです。
この時の、お客さんの購買動機は、どのような商品を買うかということよりも、だれから、どのような商品を買うかにシフトしていきます。
社長の人間的魅力が売れる鍵
だから、これらかの商売で大事なことは、社長の人間的魅力なのです。
ぜひ、この人間的魅力に焦点をあてて、勉強していってください。
そして、ここを経営戦略の中心に据えてください。

そして、この人間的魅力をウリにするために、必要な事は、コンテンツマーケティングとなります。コンテンツマーケティングとは、独自のコンテンツを発信して、見込み客を集め、そこにあなたの魅力を伝えていくことです。
独自コンテンツとは、どういうものかというと、これは、ただの情報や知識ではありません。情報や知識をあなたの体験を基にして、再構築したものを独自コンテンツと呼びます。
つまり、あなたのこれまでの経験や体験を基にして、情報発信をすることで、見込み客を集め、共感してもらい、そして、あなたから商品やサービスを買ってもらう。
これが、これが、これからの10年、あなたの商売を繁盛の為の経営戦略であり、最も重要なポイントとなります。ぜひ、ここを意識するようにしてください。