経営を偶然に任せてはいけない

「段取り八分」で「戦わずして勝つ」

あなたは、旅行に行く時に、いきなり空港のチケットカウンターに並んで、
「旅行に行きたいので、どこでもいいからチケットをください」
などとと言うでしょうか?

なぜ詳細な経営計画を立てないのか

もちろん、そんなことをする人は、ほとんどいないでしょう。普通は、準備に何カ月もかけ、行き先を家族と相談して決め、スケジュールを調整した上で、交通手段やホテルの手配をするはずです。さらには、その旅行についていろいろと調べたり話をしたりもするはずです。出発までの日数を数えて楽しみに待ち、「その日」に向かって気分を盛り上下ていくはずです。

あなたも家族も、想像の中で、何度もそこを「訪れ」そして、実際に出発の日がやってくると、綿密に計画し、鮮やかに思い描き、何度も確認し膨らませていた旅行へと旅立っていくのです。

そして、長い間想像してきたことを、実際に体験し、想像よりも素晴らしい体験に喜びを感じるはずです。

これが普通の人が行う旅行の計画です。

ところが、旅行の計画にこれだけのエネルギーをつぎ込んでいるのに、なぜ、人生や仕事、そして経営を偶然任せにしてしまうのでしょうか?

なぜ、朝起きて、服を着て、玄関を出て、後は即興で済ませてしまうのでしょうか?

経営計画を立てる重要性

あなたの会社の経営は、旅行と同じ位綿密に計画を立てる価値があるはずです。いや、それどころか、むしろ、それ以上に計画を立てる必要があります。

しかし、ほとんど人が、何が欲しいのかもどこへ行くのかもわからないままに、なんとなく一日を過ごしてしまうのです。仕事や経営の計画よりも、旅行の計画に、よほどエネルギーを注いでいます。小規模事業の経営者のそもそもの間違いはここにあります。

人生や仕事は、まずゴールを決めることが、成功の鍵になります。成功とは、価値あるゴールを段階的に達成していくことです。自分や仕事の成功をきちんと定義し、計測可能なゴールを決めていなければ、それが成功しているかどうか判りません。成功がどんな姿かを知らなければ、それが現れても気づけないのです。

経営でいうのならば、それは、経営計画になります。大きな会社はともかくとして、小さな会社やお店、そして個人事業の経営者で、この経営計画をしっかりと立てている人は、ほんの一握りです。だからこそ、旅行の計画と同じ位の、いや、むしろそれ以上のエネルギーをこの経営計画に注いでいくことです。

経営計画は段取り八部

成功を手にする為の重要なキーワードは
「段取り八分」
という言葉です

段取りとは、何をどの順番で行うかということです。つまり、計画することです。

段取り八分とは、この計画に八割の力を割くということです。つまり、まず実行する前に、どれだけ細かく計画を立てることができるか。これで、決まるということです。

これは、仕事や経営の全てのシーンに当てはまります。
「やる前に、どこまで段取れるか?」
ここで人生や仕事の勝敗が決まるのです。

「段取り八分」とは、戦う前に勝敗が決まるということです。
つまり、孫子のいうところの
「戦わずして勝つ」
ということなのです。

あなたの毎日を、仕事のやり方をもう一度見直してみてください。

その日の仕事の計画をしっかりと立てていますか?
さらには、経営の計画をしっかりと立てていますか?

そして、もしこれまで経営計画をしっかりと立てていなかったなら、今すぐ立てるようにしてください。それだけで、他の多くのライバルから抜き出ることができるようになります。

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