商売は長続きすることが目標

自分らしい仕事を展開すると長続きする

小さな会社や個人事業者がビジネスを考える上での最大のポイントは、「長続きする 」ことです。

一時的に、どれだけ儲かったとしても、それが一時であれば、あまり意味がありません。

ここが解かっていなくて、世の中には、一世を風靡したにもかかわらず、数年後には、落ちぶれてしまう人が後を絶ちません。

これは、長続きさせることを視野に入れていないで、いつまでも同じ状況が続くと勘違いしてしまうからです。

商売を長続きさせる方法

どうすれば、商売が長続きするかというと、まず、自分の強みに特化し、自分らしい商売を展開すると、自ずとその商売は長続きしやすくなります。

これを、顧客の要望に合わせて無理に商売をしようとすると、自分自身を満足させることができないため、結局、長続きしません。

つまり、「ニーズから構築する」のではなく、「使命や生きがいから商売を創造する」ことが、長続きさせる一つの方法になります。

しかし、ここで、次のように疑問に思うかもしれません。

「ニーズがあって初めて商品が売れるんじゃないだろうか?」

これは、確かに間違いではありません。

しかし、このようなニーズから商売を作ってしまうと、常にお客様のわがままに振り回される上、ライバルが多く出現して、結局、苦労しなければ売れないという状況になりがちなのです。

現代の仕組みが長続きさせる

そこで、自分が何をどうやって提供したいかを明確にして、それに見合う顧客を集めるという方法を取ります。

その上で、顧客ニーズに合わせた商品やサービスを提供するのです。

これは、インターネットが発達した、今だからできる手法で、日本全国に安価でアプローチできるようになったからこそ、こうした考え方が可能なのです。

逆に、これまではこのような安価な情報提供媒体がなかったために、自分に合うお客さんだけで成り立たせることができませんでした。インターネットの普及はこれらを可能にし、これまでできなかったビジネスモデルを可能にしてくれたのです。

このように、自分の強みに特化し、自分らしい商売を展開すると長続きしやすくなるのです。

商品には終わりがある

ただ、ここで間違えないでいただきたいのは、商売は長続きしますが、商品自体は長続きはしません。

これは、どのような商品であっても、避けられないことです。

すべての商品には、寿命があって必ず終わる時がきます。これは、どのように優れた商品であっても、避けられないことです。

時代や環境、そして、お客様の変化によって、全ての商品は必ず寿命が来てしまいます。ですから、商品は次々と開発し、お客様のニーズに合わせて、商品を変えていく事が重要になります。

しかし、その基本は自分の強みに特化し、自分らしいビジネスの上にある商品なのです。

つまり、このような、考え方そのものが重要で、こうすることで、商売が長続きすることができるようになるのです。

100年企業を目指す

日本には、現実に、長続きしている会社が非常に多くあります。

数百年程度の歴史の企業はざらで、東京商工リサーチによれば、100年以上存続している企業は15,000社を超え、個人商店まで含めると10万社以上になります。

世界最古の会社と言われる金剛組は1500年以上続いています。
そして、特筆すべきことは、これらのほとんどが、グローバル企業ではありません。

会社というのは、拡大すればするほど、環境の影響をもろに受けます。
だから、大きな会社やグローバル企業ほど、長続きしにくくなります。

もちろん例外はありますが、老舗と言われるところは、拡大を選ばずに継続を選んだ会社なのです。

そこには、自分の仕事に対する確固たる自信と信頼があるのです。

ある意味、こうしたビジネス戦略は、いたって日本的な、いやそれどころか、日本独自のものといっていい戦略なのです。

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