資金繰りを改善するステップとは

小さな会社が資金繰りの悩みから抜け出す方法

小さな会社の社長の最大の悩みは資金繰り

小さな社長の悩みのかなりの部分は資金繰りにあります。

「いつも、資金繰りがうまくいかない。」

「毎月の社員の給料を払うのに胃が痛くなる」

「頑張っているのに、いつもお金がギリギリで、
 気がつけば自分の給料が取れなくなっている。」

「有ったはずのお金がいつの間にか出ていってしまう」

小さな会社の社長として経営をしている時に、最も辛いのは、この資金繰りと言ってもいいでしょう。

ここでは、資金繰りを改善するために、会社のをお金の流れからその方法を考えてみます。

資金繰りとはお金の流れのことです

資金繰りを改善させる為の最初のステップは

(1)あなたの会社の粗利の10%を必ず貯金すること
   粗利とは商品の売上から仕入れを引いた割合です。

これは、まず最初にやってください。
できるだけ、下ろせない形にすることが理想です。
(定期預金とかですね)

例えば、一日の売上が5万円として、その商品の仕入れが50%だったとします。
つまり、粗利が50%になりますね。
そうすると25,000円が粗利ですから、2,500円を必ず貯金するのです。

お金が入ってくるということは、それぞれの仕事によって、世の中のお金の流れの一部が、あなたの会社へと流れるように、向きを変えているということです。

この量がそれぞれの会社の能力や仕事の内容に応じて違うのですが、量に差はあってもどのような会社にもお金の流れができています。

そこで、まず既に、今ある富の源を活用することです。

なぜそうであるかはよくわかりませんが粗利の10%を貯金して使うのを止めても、それまでと同じ規模のビジネスをしていくことができます。以前より、何かが足りなくなるといったことはありません。

そして、間もなく、以前よりもお金の流れがよくなるようになります。

個人の場合、稼いだお金の一部を使わずに取っておく人間には、お金がより簡単に引き寄せられるようになります。逆に、財布が空の人間からは、お金は逃げていきます。

これは、会社でも全く同じなのです。

ですから、資金繰りを良くする為にまずやらなければいけないことは、空の財布を太らすことなのです。
これを、やり続ければ、次第に資金繰りが楽になっていきます。

粗利の10%が貯蓄できない時の対策

粗利の10%が貯蓄できない時の対策

粗利の10%貯蓄すると、会社が回らないようであれば、まず、できるようにその方法を考えることです。

まず、単純に考えるならば、粗利を10%増やすことです。
先の例であれば、粗利を50%⇒60%に増やすことを考えてください。

粗利の増やし方には2つあります。
仕入れ価格を下げることと、販売価格を上げることです。

これは、同時にやっても構いません。
単純に仕入れ価格を5%下げて、販売価格を5%上げることができれば、粗利の10%を貯蓄することができます。

さらに、もう少し深く考えれば、10%の貯蓄ができない理由に、残った粗利分で営業経費(人件費や広告費、家賃など)がまかなえないということも考えられます。

そうであれば、こういった営業経費を少しずつ下げれば、10%という数字は、それほど無理なくできるものです。

理想のお金の流れは今の延長線上にあるか

理想のお金の流れは今の延長線上にあるか

そして、次のステップは、

(2)「理想のお金の流れを得るためにはどうすればいいか?
    その具体的な方法を考えること。」です。

まず、あなたの理想とするお金の流れは、今、あなたがしているビジネスの延長線上にあるでしょうか?
あるようでしたら、問題はありません。
時間さえかければ必ず到達します。

しかし、もしそうでないとしたら、ビジネスを変える必要があります。
目標とするお金の流れが今の延長線上にない場合には、これからもそうはなっていきません。
明確な目標に向かって自己の能力を技量を高め、学び、行動することが必要です。

どうしたら理想のお金の流れを得ることができるか?
そのためには何をすればいいのか?
これをまず考えてください。

目標のお金の流れが大きい場合には、小さな目標を決めて段階的に考えてください。

たいていの社長が望んでいるのは、単にぼんやりと
「お金がたくさんあったらいいな」
といった程度のものです。

「お金がたくさんあったらいいな」と望んだとしても、それでは、目的がはっきりしていません。
「お金が○○○円欲しい」と望むのであれば、その望みは、はっきりした形をとり、実現に向けて努力できます。

小さなものでも明確な望みを実現するやり方さえ身に付ければ、より大きな望みを実現するための訓練となってゆくのです。

これが、会社の資金が潤沢になっていく過程です。

初めは小さなお金の流れを増やすことを目指していく

初めは小さなお金の流れを増やすことを目指していく

お金の流れとは、はじめは小さな金額、それから経験を重ね力が増すにつれて、だんだん大きな金額になってゆくだけなのです。ですから、最初の目標地点は、単純で明確なものにしてください。

望むものが大きすぎたり、複雑すぎたり、あるいは、人間が訓練しても不可能な、遥かに限界を超えていれば、かえって自滅してしまいます。

つねに、一歩々々確実な歩みを目指してください。

夜走っている車を想像してみてください。
ヘッドライトの照明は、せいぜい30m~50mくらい前しか照らしてくれませんが、目の前の50mが見えさえすれば、東京から大阪まで暗闇の中を運転して行くことができます。

このように、目的地さえ決めていれば、あとは、目の前の50mが見えれば、そこに到達することができるのです。

少しづつ必要な技量や知識を学び、習慣を変え、お金の流れを少しづつ太くしていってください。

お金の流れを増やすことは、すなわち会社が成長するということです。
そして、会社を成長させるためには、社長が成長するしか無いのです。

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