いつまでも資金繰りで悩まない

資金繰りのことばかりを考えることはやめよう

小さな会社の多くの社長が頭を悩ませるのが資金繰りです。
しかし、これはあまりいい方向性ではありません。

資金繰りをいくら頑張っても、それは、会社やお店の繁盛にはつながっていきません。
資金繰りの苦労は、言い換えれば、経営の役に立たない無駄な努力なのです。

そうはいっても、資金がショートすれば会社は倒産してしまいます。
無駄だけどやらなければいけないのです。

そこで、ここでは、小さな会社の社長が資金繰りの悩みから抜け出す方法についてお伝えします。

借り入れ金の返済は20%までに抑える

残念なことに、あなたの会社に今借金があるのであれば、なるべく早く返済をしてください。

これは、借り入れをすることがいけない訳ではありません。
会社は、借り入れをしてより大きな売上が上がるように投資をすることで回っていきます。

しかし、それが大きくなるとビジネスを圧迫させ、お金を稼ぐために必要な余裕が無くなってしまうからです。
また、借金はエネルギー的には、マイナスなので、稼ぐというプラスのエネルギーを相殺してしまいやすいのです。

ですから、返済が粗利益の20%を超える場合には、交渉して返済計画を立て20%以下にしていきます。
逆に、今現在の返済が20%以下の場合は、粗利益の20%までを返済します。

いつまでも資金繰りのことばかりを考えるのは止めよう

いつまでも資金繰りのことばかりを考えるのは止めよう

ただし、いつまでも資金繰りのことを考えることはやめましょう。

借入金の返済は一度計画を立てたら、あとは、機械的に返済していきます。
頭の中が借金の返済でいっぱいなうちは、どうしても上手くいきにくいのです。

基本的に借金をすることは望ましくありません。
ただし、一部の例外を除いては。

この一部とは、その借金が投資に必要な場合です。
投資といっても、株とかFXというものではありません。

設備や、知識、スキルに対する投資です。

なぜなら知識やスキルはそのタイミングでしか身につけられないことが多いものだからです。
また、ビジネスチャンスを掴むために、必要な設備は、綿密な計画を立て借入金で設備投資を行うことも重要なことです。

また、そういった設備や知識、スキルが必要になっている状況を打開するには、こういったものが必要になるからです。

さらに、こういった設備や知識、スキルに投資した場合にだけ、かなりの高確率で大きなリターンをもたらします。

ですから、この場合のみ借金もやむをえないと考えてください。

ただし、それも計画的に行う必要があります。
あくまでも、返済が粗利益の20%の枠に入るように計画すべきなのです。

残った利益で経営をする

残った利益で経営をする

この借金については、重要なことですから、今借金がある人は、必ずやってください
こうすることで、あなたのビジネスの利益は自然と増えていきますから。

とても単純なことなのですが、まず、粗利益の10%を貯蓄して、急な資金に備えておきます。
次に、粗利益の20%を借金の返済にあてます。

そして、残った金額で経営を行っていきます。

大事なのはこの順番です。

(1)まず貯蓄、
(2)そして借金の返済、
(3)残りで経営

それでは、お金が足りないと思うのは、頭を使っていない証拠です。
とにかくこれを守ってください。

小さな会社であっても予算を立てよう

小さな会社の特徴として、どんぶり勘定なことがあげられます。
もちろん、今の時代ですから、経理は簡単にできます。

そうではなくて、予算をたてて経営をやっていくということです。

何年か経営をやってきたのであれば、年間の売上や粗利益、さらに経費、返済額などはスグに分かるはずです。
これが判れば、まず年間で予算を決めて行きましょう。年間が決まれば、これを月割にしてみれば、月間の予算が明確になっていきます。

ただ、これをやるだけで、驚くほど経営状態が見えてきます。
そして、そこからどうしていけばいいかも見えてくるのです。

借入金の返済や、貯蓄だけではなく、どの経費をどのように使っていくか?
とくに、広告費をどう使って新規客を集めていくかなどの計画を立てていくのです。

会社の経営というのは、最終的なところは数字です。
だからこそ、スタートも数字(つまり予算)から始める必要があるのです。

これができていけば、資金繰りで悩むことも少なくなっていきます。
時間とともに貯蓄(内部留保)がふえていき、経営が安定化していくのです。

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