半夏生(はんげしょう)

半夏生(はんげしょう)とは

半夏生(はんげしょう)は雑節の1つで、半夏(烏柄杓)という薬草が生える頃のことです。
七十二候の1つ「半夏生」(はんげしょうず)から作られた暦日のことで、かつては夏至から数えて11日目とされていました。

現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となります。
通常は、毎年7月2日頃ですが、年によっては、前後1日ほどずれることがあります。にあたる。

半夏生(はんげしょう)という呼び名の由来は、一説に、ハンゲショウ(カタシログサ)という草の葉が名前の通り半分白くなって化粧しているようになる頃だからという説ががあります。

半夏生(はんげしょう)という音には禍々しさを感じる

この半夏生という言葉の響きですが、どうも、禍々しい響きを感じてしまいます、

そもそも、この時期は、天地に毒気が満ち、地面が陰毒を含んで半夏(ハンゲ)という毒草が生ずると考えられていました。

そのためこの時季に筍・わらびなどの土から生える植物を食べることや、土に種を撒くことを忌む風習があったそうです。ですから、農家の人達はこの日までに必ず田植えを済ませ、どんな気候不順な年でも、この後は田植えをしないという習慣がありました。

そしてさらに、この日は天からも毒気が降ると言われ、井戸に蓋をして毒気を防いだり、この日に採った野菜は食べてはいけない、とされてきたのです。さらには、地方によっては、ハンゲという妖怪が徘徊するという言い伝えもあり、この時期に農作業をしないようにという戒めになっているようです。

半夏生(はんげしょう) なるべく外に出ない

 

半夏生(はんげしょう)は、暑さに注意する時期

季節的には、屋外での作業は、暑い時期になるので、なるべく外に出ないようにということなのでしょう。
これを、天地の毒気が満ちて害を与えるから、外に出てはいけないと表現したのではないでしょうか。

この半夏生(はんげしょう)は、もともとは、その土地に住む神様を称える信仰から発達したものだといわれていますが、半夏生(はんげしょう)由来や起源は、結局の所はっきりわかっていません。

ただ、夏のこの時期は、こういった忌み日があります。
7月1日の釜蓋朔日(かまぶたついたち)といい、暑い季節というのは、人を狂わせる何かがあるのでしょうね。

関連記事一覧

error: Content is protected !!