コントロールできないことは受け入れる

イライラしている人

私は、時々、移動でJRを使うのですが、ホームいる電車を待つの中に、何人かの人が、心配したり、イライラしていることに気が付きます。

こういう人は、速足でホームを行ったり来たりして、時計を眺めては、今度は身を乗り出して、電車が来る方向を眺めたりします。
まるで、そうすることで、電車が早く到着してくれるかのように、イライラしているのです。

こういう人は、この「うろうろ」「見る」「乗り出す」という一連の動作を、何度も繰り返しているのです。
そうこうするうちに、おそらく、血圧は上昇し、益々イライラが募ります。

もちろん、どれだけイライラしたところで、電車が早く来るわけではありません。
うろうろしたって、時計を見たって懸命に身を乗り出したとしても、電車には、何の影響もないのです。

ただ、本人のストレスがたまるだけです。

それはコントロールできるものなのか

この状況は、明らかに、コントロールできることを超えています。

人間には、コントロールできることと、コントロールできないことがあります。
特に、外的要因によって受ける影響は、絶対に変えようがありません。

たとえば、台風が来て電車が止まったあるいは、渋滞で道が混んでいて進まない。
こんな状況は誰でも経験するものです。
時には、駅員さんに食って掛かる人までいます。

しかし、この時にどれだけイライラしてもどれだけ怒ったとしても状況は、全く変わりません。
それどころか、イライラする分だけ、事故などの確率が上がり、かえって、悪い状況を招きかねないものです。

自分のコントロールを超えた状況に対して、どれだけいらだっても、何の解決にもならないのです。

こんなとき、私たち人間のなすべきことは、空っぽになることです。
自分が空っぽになって、すべてを受け入れることです。

空っぽになって受け入れる

世界は自分の都合では動きません。
そうではなく、自分が世界の都合で動けばいいのです。

世の中に、変えることのできない状況は、とにかく沢山あります。
しかし、ほとんどの人が、この変えることができないことを何とかして変えようとして、かえって状況を悪化させてしまっています。

自分ができると思うところに錯覚があり、その錯覚を断ち切らないから、錯覚は錯覚を呼んで苦しみが増大するのです。
自分の無力を悟っていれば、人は、もっと幸せで心穏やかに生きれるものです。

ところが、変えることのできない状況にイライラし、心の平安を乱してしまう人が、世の中には、とにかく多いのです。

外部の状況は簡単には変えることはできません。

しかし、こうした外部の状況に対する自分の見方を変えることは誰でもできます。
見方を変えれば、その状況が自分に与える影響を変えることができるのです。

あなたは、自分がコントロールできない状況に悩んでいませんか?
自分のコントロールを超えた状況にいら立つのは止めることです。

それは、何の意味もなさないどころか、むしろ害になるものです。

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