「教えない」という教え方

社長に学んでほしいことは本質を見抜く眼力

私は、人に教えるということで、気をつけている点があります。
それは、いかにして教えないで伝えるかということです。

多くの社長がハウツーを求めてセミナーに参加する

私は、いくつかのセミナーや通信講座などを開催しています。そして、これまでに、数百人の社長さん達を指導してきました。

そのセミナーや通信講座には、多くの社長さんが、何らかの成果を求めて一生懸命参加してこられます。もちろんそれはそれで素晴らしいのですが、しかし、残念なことに、誰もが安易にハウツーを求める傾向があるのです。

これは、現代人の傾向と言えるものです。

参加されるほとんどの社長さんが、何かいいノウハウはないかといつも、探し続けているのです。ノウハウを教えるのは簡単です。しかし、残念なことに 表面的に答えを追いかけるだけでは、実践の場においては何も身に付かないのです。特にこれからは、学び方が問われる時代です。答えを求める姿勢の勉学は モノにならないのです。

「ノウハウを教えて欲しい!」
「もっと教えて欲しい!」

これでは、ただ、知識を教わっただけ、知っただけで終わってしまいます。

社長に必要なのは物事の本質を見抜く眼力

これでは、結局のところ求める結果には、たどり着けません。自己を鍛え行動を変える学び方が重要なのです。これを「活学」といいます。

物事の本質を見抜く眼力がどれだけ大事か?
ここを考えてみてください。

特に、最近は誰もが安易に答えを求めてしまう傾向にあります。

「これを教えて欲しい。」
「あれを教えて欲しい。」と、いつもいつも言い続けています。

他に解を求めている間は 自己の成長は期待できません。そうではなく、自分自身で考え出すという姿勢が全てを決めていくのです。

小手先の技術やノウハウにのみに目がいってしまうと、状況が変わった時に対応できなくなってしまうのです。

社長は変化に対応できることが必要

社長は変化に対応できることが必要

世の中の全ての物事は、瞬間瞬間で変化していきます。この世の中で、変化しないものはありません。お釈迦さまはこのことを「諸行無常」と教えました。全てのものが、変化し、移り変わり、同じ状態でいることはあり得ないということです。

だらから、どのようなノウハウを学んでも、結局すぐに役に立たなくなってしまうのです。

そこで必要になるのは、物事の本質的な法則です。

身に付けたノウハウは、この本質的な部分に基づいて、状況の変化に対応させていくことで、初めて実戦で効果のあるものになります。しかし、その物事の本質を見抜く眼力とは、教えて身に付くのではなく、自ら気づいていくものなのです。

結局のところ、最高の教え方は、「教えない」 ことにあります。それは、言い換えるならば 自分で「気づいてもらう」 ことなのです。

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