中小企業、なかでも小規模事業と言われる小さな会社の社長の多くが、マーケティングに関して、全くといっていいほど勉強していないし、実行もしていません。
もちろん、一部の社長は、しっかりとやっていますが、それすらも非常に無駄が多いものです。
現実に、細かく業績をチェックしたり、業績を上げるマーケティングのそれぞれの変数を、改善する努力をし続けている人はとても少ないのです。
数字を細かくチェックする
マーケティングというのは、そのやり方を変えれば、当然に結果が変わります。どのような小さな変更すらも大きな変化をもたらすものです。
広告の文字をすこしかえただけで売上が劇的にアップする例も多々あります。発信する媒体になんらかの手を加ええた結果、売り上げが数倍に増えることなどもよくあることです。

チラシやポスターの文句をちょっと手直ししただけで、来場者数が数倍になり、利益がさらに倍増するということは、マーケティングの世界では至極、当たり前の結果なのです。
だから、このマーケティングを日々見直すことで、圧倒的な競争力を手に入れることが、本当はできるのです。
マーケティングには結果が伴う
マーケティングに少しでも手を入れたら、結果は、必ず変わってくるものです。そして、このマーケティングの改善ポイントは、かなりの部分に上ります。
しかし、ほとんどの経営者が、このマーケティングで利用できるレバレッジポイントがどれほどの数あるか想像もついていません。だから、軽く考えてしまいがちなのです。
たとえば、最もレバレッジポイントが少ないと思われるネットの検索広告のポイントは、15文字のタイトルと19文字×2行の説明文、そして入札キーワード、さらに、その広告をクリックした先のランディングページとなります。
単純な検索広告の部分だけで3もつあります。
さらに、ランディングページを含むと、キャッチ、サブキャッチ、スリップイン、ボレット・・・
もう、いくつになるか、数えきれないくらいあるのです。

広告は、お客さんに、何らかの行動を促すものなので、それこそ、数多くのレバレッジポイントが存在するのです。
この全てを、一つ一つテストし比較し最適化する。こうした、細かい数多くの部分でマーケティングが成り立ち、レバレッジポイントを最適化することで劇的に売上が変化していくのです。
マーケティングを積み上げる
マーケティングとは、言い換えれば、細かい改善の積み重ねです。実際の数字を観ながら、マーケティングのあらゆる部分で改善し最適化を進めていくことではじめて、効果が上がるのです。
しかし、多くの経営者が、どこかで、SNSがいいと聞くとそれをやろうとし、また別のところで、〇〇がいいと聞くとそれをやろうとします。
そして、結局、売上はあまり変わらずに、むしろ、無駄な経費ばかりが増え利益が減少したりするのです。

まずは、現実の数字を見て、現在のマーケティングのあらゆる部分を最適化することです。それは、必ず結果につながり無駄にはならないものです。
それこそ、全てとなると、何年もかかるくらいの改善ポイントが存在します。それを効果の高いところから、一つ一つ潰していくことで、会社やお店は必ず繁盛するのです。
マーケティングに魔法のツールはありません。地道な改善の努力の先に、その成果があるのです。だからこそ、誰であっても、どのような業種であっても、必ず成果につながるものなのです。
ここを忘れないようにしてください。