社長は社長の仕事を任せてはいけない

小さな会社の社長と大きな会社の経営者の違い

小さな会社の社長と大きな会社の経営者の違い

あなたは、小さな会社の社長と大きな会社の経営者の違いって知っていますか?

もちろん、世の中的には、同じ経営者だと考えている人がほとんどだと思います。
しかし、私は、全く別だと考えています。

大きな会社の経営者とは、経営する人です。会社を経営し、利益を上げて、出資者(株主など)に還元する人です。だから、利益が出せないと首になります。つまり大きな会社の経営者は、株主の為に働くのです。

株式会社とは、その名の通り株主のものです。
だから、経営者は、株主の利益のために働くのです。

一方、小さな会社の社長は、会社の長(おさ)です。

長(おさ)とは、つまり一族の長。一族を統率し、安全と繁栄に責任を持つ存在です。だから、小さな会社の社長、家族や従業員の為に働くのです。つまり、より原始的な族長なのです。

ただし、これは、小さな会社だからできることです。小さな会社が大きくなって、行くにつれて、経営者の仕事は、株主の為になっていきます。大きな会社の経営者の仕事は、ひたすら効率化して、利益を最大にしていくことにあります。

一方、小さな会社の社長の仕事とは、道を示して、そこに向かっていくことなのです。

小さな会社の社長の重要な仕事は5つ

基本的に小さな会社の社長の重要な仕事は5つだけです

・自分のやりたいビジネスの明確化
・そのビジネスの運営モデルの作成
・競争の無いポジショニングを見つける
・見込み客を集める方法を考える
・既存客のリピート方法を考える

この5つだけなのです。

これらは、すべて頭で考えることです。接客とかセールスとかはありません。

しかし、日々の業務に追われて、お客さんの対応をしてしまっていると、重要なこの5つができないのです。残念ながら小さな会社では、どうしても日々の仕事を、社長自らがこなさなければいけません。そうしないと、仕事が回っていきませんから。これは、まあ仕方の無いことです。

そのため、どうしても「考えること」が、おろそかになりやすいのです。多くの小さな会社の不振はここに原因があります。

特に、従業員5人以下の、小規模事業においては、社長はスーパーマンであることを必ず求められます。

そこでは、経営のほとんどの技能を要求されます。マーケティング・営業・経理など、経営のほとんどを自分一人でこなさなければ会社は回らないのです。その為に、多くの知識を必要とします。何もかもを自分でやらなければならないのです。

社長の仕事を誰かに任せてはいけない

小さな会社の社長は仕事を任せてはいけない

しかし、これまでコンサルしてきた多くの小さな会社の社長さんに共通する失敗は、仕事が軌道に乗ると、つい誰かに任せようとすることです。そして、自分はなぜか、大きな会社の経営者のようにふるまおうとしてしまうのです。

こうなると、その会社は一気におかしくなります。小さな会社は社長が全てです。
特に五人以下の場合には、これは絶対です。

社長が社長の仕事をしなければ、会社が繁盛するはずもありません。

はたして、あなたは社長としての仕事をしっかりできているのでしょうか?
自分がやるべきことを、しっかりとやっているでしょうか?
そしてその為に、しっかりと学んでいるでしょうか?

小さな会社の社長は、常にここを問いかけてみてください。

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