経営者は「売る」ことをもっと考えよう

経営者は「売る」ことをもっと考えよう

商品やサービスを「売る」こと

どのようなビジネスであれ、経営者の目の前には、商品やサービスを売らなければならないという現実が必ずあります。
しかし、いろいろ話を聞いていると、どうも、この「売る」ということを苦手にしている経営者がやたら多いようです。

いやいや、それは流石にまずいでしょう。

なかには、
「私は売り込みはしたくありません」
などと言う人もいます。

まあ、気持ちはわからなくもないですが、ビジネスをやるってことは、すなわち何かを「売る」ということです。
それを絶対に忘れちゃあいけません。

「売る」ということを真剣に考えてますか

私が大好きな、北川景子さん主演のTVドラマ「家売るオンナ」では、よく、「私の仕事は家を売ることです!」というセリフが出てきます。
主人公が不動産屋さんなので、いたって当たり前のセリフなのですが、正面からこういわれると、気づくんですね。
私たちは、つい「売ることから逃げてしまっているのではないか?」と。

どのようなビジネスであれ商売であれ、必ず何かを売っています。
それが、形のある商品なのか、形のないサービスなのかは別として。
必ず「売る」という行為が介在するのです。

だから、私たちは、この「売る」ということを、もっと、しっかりと認識すべきです。
そして、もっと、もっと「売る」ということを深く考えるべきなのです。

もちろん、人をだまして売ることは、止めたほうがいいですが、少なくとも、事実をしっかり伝えて売ることはやらなくてはいけません。
それができないようでは、商売やビジネスは成り立たないということを肝に銘じてください。

「売る」為の黄金ルール

商品を売るときの黄金ルールは
(1)話を聞いて貰える状態を作る
(2)商品のメリットとデメリットを伝える。
(3)セールスする。
この、3つの段階です。

さて、では、この3つの段階でどこが一番難しいのかというと(1)の「話を聞いて貰える状態を作る」この部分なのです。

人は誰でも、基本的に他人の話など聞きたくありません。
あなたが読んでいる、この文章も、興味がなければ読みたくありません
だって、めんどくさいでしょう。
わざわざ時間を割いて、人の話を聞くなんて。

「ものすごい美人や、イケメンの話なら聴いてもいいかな・・・」
全員が、それくらいしか思っていないのです。

さらに、自分の考えに合ったものしか信じようとしません。
「自分と違う考えは認められない。」
みんなそうです。

そして、人の話は疑ってかかります。
「そんなこと言って、だますつもりじゃないの?」
こう思っています。
そんな状態の人に、何を言っても、何を伝えてもまったく反応しないのです。

だから、最初の「話を聞いて貰える状態を作る」
これができていないと、何をやってもうまくいきません。

しかし、逆に、ここさえできれば、あとは、苦労しないで商品を売ることができます。
つまり、すべては、
「話を聞いて貰える状態を作る」
ここにかかっているのです。

経営者は「売る」ことをもっと考えよう

偶然に買ってくれる可能性

これを、偶然にめぐり合った、たまたまそこにいる人にだけ商品を売ろうと考えると、非常に多くの母数が必要になります。

少なくとも、確率はゼロではありませんから、極々稀に、いきなり買ってくれる人がいます。

そうすると、これに味を占めて、
「営業は数だ。足を棒にして訪問しろ!」
などと、根性論になるのですが・・・。

しかし、実際に考えてみて、いったいどれくらいの人が、いきなり買ってくれるでしょうか?
なんか、気が遠くなるくらい売れないでしょうね。
もしかしたら、1000人に話をして、やっと、一人買ってくれるかもしれません。

そして、この数を集めようとすると、普通の人は、まずできません。
「もう無理!」って絶対になります。

1000件訪問して1件売れる・・・

「売れるまで帰ってくるな・・・」
なんて言われたら、もう、みんな会社辞めちゃう。
結局、その時間は、無駄にしかならない。

話を聞いて貰える状態を作る

しかし、この
「話を聞いて貰える状態を作る」
ここができたらどうでしょうか?

知り合ったすべての人に、話を聞いてもらえて、商品が売れるようになるわけです。
どれだけ売れるかわかります?

おそらく、これまでの100倍は売れますね!
1000人に話したら100人が買う。

売上も、当然100倍になります。
おおすごい、売上100倍増計画ができちまった(笑)

そうなると、大量の相手にセールスする必要はありません。
むしろ多すぎると、かえって効率が悪くなります。

話を聞いてくれない1000人に売るより、話を聞いてくれる100人に売るほうが、10倍売れるということです。
つまり、100人のお客様がいれば、どのようなビジネスであれ、しっかりと必要な売上を上げることができるということです。

いまのままでも、10分の1の労力で10倍売れる・・・
どうです?
革命的でしょう?

必要な100人は既に存在している

そしてなんと、この100人のお客様は、だれでも、既に持っています。
新しく集めなくても大丈夫です。

これが、私が提唱する小さなお店や会社の「売る」戦略の基本です。

つまり、あなたも既に、小さなお店や会社の経営を成り立たせるだけのお客さんを持っているということです。
ただ、あなたが、それに気がついていないだけなのです。

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