全ては需要と供給が決める

需要と供給を考えよう

経営で大事なのは需要と供給のバランス

ビジネスにおいて、需要と供給のバランスは、必ず次の3つの状況になります。

(1)売り手市場
   売り手市場の時は、需要が供給を上回り、費用を支払っても利益が出ます

(2)需要=供給
   需要と供給がほぼ同じで、費用は回収できますが利益は出なくなります。

(3)買い手市場
   供給が過剰で需要を上回り損失が出る状態。

これを見てもわかる通り、ビジネスにおいて重要な事は、需要と供給の関係なのです。たとえ同じ商品であっても、この需要と供給のバランスが変われば、利益率が変化していくのです。

経済も需要と供給のバランス

この現象は、経済全体においても起きてきます。
(1)の売り手市場の時は、インフレであり、(3)の買い手市場の時がデフレになります。

日本が今デフレになっているのですから、供給が過剰で需要を上回っているわけです。
「デフレは貨幣現象」なんて言っている偉い経済学者の先生がいますが、すごい初歩的なミスなわけです。
デフレは、需要の不足ですから、それを解消するには、需要を上げればいいだけです。

経済の場合には、需要とは消費と投資を意味します。つまり消費を上げる必要があるのですが、マインドが冷え込んでいる状態でそれがなかなかできない。だったら、公共投資をして、需要を喚起してしまえば解決します。

ところが消費税を上げると、消費が減少するのでデフレになります。これが、アベノミクスが失敗した理由です。
最初のうちは、公共投資をガンガン行って、デフレから脱却しかけたのですが、消費税を5から8%にしてデフレに戻ってしまった。

単純にそれだけの事なのです。
なんとも、簡単な事なのですが、理解している人がものすごく少ないのです。

バブルも需要と供給が引き起こす

バブルも需要と供給が引き起こす

さて、この需要と供給のバランスは、業界単位でも起きていきます。
バブル景気の時は、不動産が「売り手市場」になり高騰しました。だから不動産を売り買いすれば儲かったわけです。

じゃあ、今は、どうなのか?

日本全体で見れば、完全に供給が過剰で需要を上回っています。そうなると、価格や家賃は下がります。だから今、不動産投資をするのは危険なのです。
もちろん、地域や地区によって、この需要と供給のバランスが変わります。そのため、一部の地域が上がったりするのですが、全体を見れば酷いものです。
同じように、少し前にITバブルが起きそして砕けました。

このように、国全体、経済全体、地域全体に需要と供給の変化が常に起きているのです。

では、私たちがビジネスを行う時には、どう考えたらいいかですが、こういった広い市場の場合には、この需要と供給のバランスは、コントロールすることは決してできません。つまり、運任せになってしまいます。

あなたの会社の需要と供給をコントロールする

あなたの会社の需要と供給をコントロールする

これを自分の力で経営をしていく為には、経済や業界から離れ、自分だけの市場を創り出すことが必要になります。

自分だけの市場であれば、そこは、自分の力が支配できる場所、つまり、需要と供給をコントロールすることができる市場だということなのです。これが、小さな会社の戦略のもう一方の視点となります。

もちろん業界から独立した存在になっても、同じように需要と供給の力は働きます。
しかし、自分で創り出した市場であれば、需要と供給のバランスをコントロールして、売り手市場を維持し利益を出せるようになるのです。

経営をする時には、この需要と供給のバランスを常に意識するようにしてください。

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