小さな会社はゲリラ戦が基本

小さな会社はゲリラ戦が基本

小さな会社の場合には、大きな会社と同じような戦略で進むと、たいていの場合、失敗します。大きな会社が取るべき戦略と、小さな会社が取るべき戦略は、まったく正反対なのです。

小さな会社を経営して利益を出し、生き残っていくためには、小さな会社独自の戦略が必要になります。

決して大きな会社と同じ戦略を取ってはいけません。大きな会社と同じ土俵で戦っては、負けが確実になってしまうからです。こういった小さな会社が取るべき独自戦略をスモールビジネス戦略と呼びます。

そのまんまのネーミングです(笑)
こういうところ、自分でもセンスないなと・・・。

小さな会社が取るべき戦略とは

まあ、それは置いておいて、小さな会社の取るべき戦略は、一言で言うならゲリラ戦です。

ゲリラ戦の基本は局地戦となります。
つまり、なるべく狭いところに集中することです。

これに対して、大きな会社が取る戦略は物量戦です。
なるべく戦線を広げていくことです。

多くの経営者、これには私自身も含むのですが、つい間違えてしまうことが、儲けようとして沢山商品を売ろうとしてしまうことです。

これは、ビジネスをやろうとすると、誰もが陥る罠です。

もっと、儲けよう!
もっとたくさんの商品を売ろう!

いかにも当たり前の事のようですが、これをやると、かえって儲からなくなります。

これは、もっと売ろうとすると、局地戦から外れることを意味するからです。この時点で、大きな会社との競争に陥るのです。

商品は沢山売ろうとするほど儲からなくなる

商品というのは、たくさん売ろうとすればするほど儲からなくなります。
不思議に思うかもしれませんが、あなたは利益が最大化する状態を知っていますか?

利益が最大化する時は、必ず「需要 > 供給」といった状態です。
たとえば、欲しい人が10人いて、商品が9個しかなかった場合。この時に、利益が最大化します。

では、この状態で商品を30個にしたらどうなるでしょうか?

当然売れ残ることになり、売る為に価格を下げるしかなくなります。その結果、商品がたくさんあっても利益が減ることになります。

あなたは、オークションの入札に参加したことはあるでしょうか?

オークションの特徴は、入札者が2人いれば、どこまでもセリが続くことになります。つまり、欲しい人間が2人いれば、価格は、どこまでも上がり続けるのです。

すべては、「需要 > 供給」という状態が作り出されているからです。

商品は沢山売ろうとするほど儲からなくなる

小さな会社は市場全体を見てはいけない

アタリマエのことなのですが、小さな会社の社長は、つい市場全体に目を向けてしまいがちです。消費者一般が自分の商品やサービスにいくら払ってくれるかを気にしています。そして、商品を本当に評価してくれる少数を探そうとしていないのです。ほんとうは、商品を本当に評価してくれる少数さえいれば、儲かるというのに。

市場全体に目を向けるということは、戦線の拡大を意味しています。つまり、ゲリラ戦から外れてしまうのです。

商売には、常に基本があります。
その基本が「需要 > 供給」の状態なら儲かるという大原則なのです。

しかし、多くの経営者が、少し売れるともっと売ろうと考えてしまいます。そして、数を増やして売れなくなる。
こういったことを繰り返すのです。

そうではなくて、ごく少数の人にとって、大きな価値がある存在になることで、利益を最大化していくこと。これが、スモールビジネス戦略の基本概念になります。ごく少数の人にとっては、あなたは、自分で思っている以上の価値があるのです。

そもそも、この世界の全員を喜ばせるなどということは絶対にできません。だったら、できないことを目指すよりも、あなたなしでは生きられない人を探すことです。こうすることで、小資本であっても、大きな利益を出すことができるビジネスを構築することができるのです。

お金がなくても勝てるゲリラ戦略に特化する

小さな会社は、そもそも、お金が無いですから、お金が無いなりの戦略を取る必要があります。さらには、お金が無くても大きな会社に打ち勝てる戦略が、絶対に必要になります。

ビジネスというのは、やはり、ライバルとの戦いでもあります。そして、そのライバルは、たいてい自分より大きな会社だったりするのです。当然、資金力に差があります。

勝つ為には、小が大に勝つ戦略を徹底する必要があるのです。最小の資本でできる、小が大に勝つ戦略。
それはつまり、常にゲリラ戦を行うことです。

ベトナム戦争下で、物量を投入した米軍に対してゲリラ戦を仕掛けたベトナム。結果は、米軍の撤退となりました。このように、ゲリラ戦は、弱小が強者に勝つために非常に有効な戦略なのです。

小さな会社では、とにかく、こっそり隠れて、ゲリラ戦を展開していかなければ、結局、物量に負けてしまいます。このことを、まずは肝に銘じておいてください。

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