利益を出す方法には2つの道がある

商品の選び方で小さな会社の成功が決まる

商品に関する2つの形態

ここでは、売上を上げる為の商品やサービスについて、少し考えてみたいと思います。

まず、あなたは、商品やサービスに付いてどのように考えているでしょうか?
これは、商品の品質とかではなく、ただ売上を上げるために「売るもの」という意味でです。

私は、商品あサービスには、2つの種類があると考えています。
一つ目は、今だけの収入を得る商品やサービス、2つ目は、未来の収入をも得る商品やサービスです。

例えば、仕入れた商品を売るのは前者です。
その商品のメンテナンスなどを売るのが後者です。

さて、ここで問題になるのは、初期の頃は、1よりも2のほうが収入が低くなりがちなことです。
それどころか支出が逆に必要になることもあります。
しかし、1~2年後になると、2のほうが圧倒的に大きな収入となります。

ところが、ほとんどの人は、この1~2年後の収入に目が行きません。
目先の商品を売って得られる利益に惹かれるのです。
そして、つい、その商品を売ることを優先してしまいます。

まあ、これは仕方ありません。
小さな会社の社長が一番最初に考えるのが資金繰りの問題ですし、だれも、未来のことなどそれほど考えていないからです。

特に、未来の収入を得る為の活動は、今すぐの収入を生まない場合も多いのですから、余計、未来のことを考えにくいのです。

しかし、だからといって、考えないくていいものでもないのです。

未来とは、今の延長線上にしかなく、今の活動が未来を作っています。
だからこそ、未来のことを考えて、今、何をすることがいいのかを選択するかを決める必要があるのです。

社長の行動も2つの種類がある

さらに、小さな会社の社長の行動についても二つに分かれてきます。
それは、一度きりの収入の為の行動か、継続的な収入を得る為の行動かです。

ここで、一つの例を出して説明します。

たとえば、1日1時間だけ商品を売って利益が5,000円出るとします。
月に20日(20時間)働いて100,000円です。

しかし、これが継続的な収入の流れを作る作業に当てるとすると、同じように、一日1時間の労働で1時間5,000円の利益を得られたなら

2カ月目は、月200,000円
3カ月目は、月300,000円
1年後は、月1,200,000円
2年後は、月2,400,000円

やっていることは、同じ毎日1時間の行動です。

違いはただ一つだけ、継続的に収入が上がるような行動を考えて実行するかどうかということです。

これが、もし毎日2時間働いたとしら

1ヶ月目は、月200,000円
2カ月目は、月400,000円
3カ月目は、月600,000円
1年後は、月2,400,000円
2年後は、月4,800,000円

これが、利益そのものではなく、利益の流れを作るということです。

1日1時間程度の時間を作業にあてて、利益の流れを作ることで、同じ労働でも、1年後、2年後の利益額は大きくなります。

こういった、流れを作るものの代表的なものに、投資があります。
利息や、株の配当、不動産賃貸収入などですね。

ビジネスに置き換えると、セールスを自動化するとか、集客を自動化するといったことがこれに当たります。

いまだけの利益か流れを作るのか

いまだけの利益か流れを作るのか

こういったように、今だけの収入を目指すのか、それとも、将来の収入の流れを目指すのかで、未来の収入が大きく違ってくるのです。

同じ社長が行動をするのであっても、ぜひ、こういった未来の収入の流れを作ることを意識して労働をしてください。

そうしないと、いつまでたっても自転車操業から逃れらません。

ストレスフリーな経営をしたいと思った時に、一番重要な事が、その行動によって得られる利益が積み重ねが効くものかどうかです。

つまり、利益を流れとして作れるかということです。

通常の商品を売るだけでは、一度の収入しか生み出しません。

例えば、資金繰りのために、バーゲンセールを行う。
確かに、これでその月の窮状はなんとか凌げるかもしれません。

しかし、これ、いつまで続けられますか?
一年中バーゲンばかりをしていては、おそらく忙しいだけで、赤字が続くことになります。

積み上げ型の利益でストレスフリーな経営を

積み上げ型の利益でストレスフリーな経営を

世の中の商品の多くは、このように商品という名の時間を売る仕事がほとんどです。
その、交換レートはともかくとして、時間と収入を交換しているものです。

つまり、商品を売る行動によって時間を消費し、利益を生み出すものがほとんどなのです。

しかし、安定的な経営を考えた時に、この時間と利益との関係を断ち切らない限り上手くいきません。
時間だけは、絶対に補充ができないし、時間が最も貴重なものであることは、間違いないからです。

あなたの会社が今していることは、積み上げるものなのか?
刹那的なものなのか?
一度よく考えてみてください。

経営を安定させようと思ったら、時間と交換する労働収入ではだめなんです。
もちろん、労働は必要ですが、その労働をきっかけにもたらす収入が積み上げ型になっているかどうかが大事なのです。

この積み上げ型の利益は、セールスを止めた後も機能します。
つまり、ほったらかしでも収入が上がり続けるのです。

小さな会社が安定した経営を行いたいと思ったら、その売っている商品がどのようなタイプの利益をもたらすものかを常に吟味することです。

そうすれば、ストレスフリーな安定した経営に一歩近づくことができます。

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