売り手市場にならない限り儲からない

需要と供給が利益を決めている

経済におけるもっとも基本的な原則があります。
それが、「需要と供給」です。

これは、経営を考える上で最も基本的な原則だと言っていいでしょう。
しかし、この重要な原則を、小さな会社の社長の多くが勘違いしているか忘れているのです。

需要と供給が全てを決めている

たとえば、株などの相場が上昇する時は、どんなときでしょうか?。

答えは、
「買い手の数が売り手の数を上回る時」
です。

同様に、商品やサービスの価格が上昇する理由も、需要と供給なのです。
この世界の全ての商品やサービスの価格を、最終的に決定づけるのは、需要と供給のバランスに他ならないのです。

これは、中学生でも知っていることです。
ところが、プロである私たちがつい忘れがちなことでもあるのです。

需要と供給が全てを決めている

消費者は利益を嫌う

そもそも、消費者は利益を嫌います。
だからビジネスを行う私達が消費者から利益を許容されるのは、唯一、需要が供給を上回る時だけなのです。

あなたの家族でもない限り、誰一人として、もあなたが高い利益を得ることを望んでいません。

それどころか、あなたが
「こんな安い価格で商品を提供したら、採算割れを起こして倒産してしまいます」
と訴えても、消費者は気にも留めません。

そんなことはお構いなしに、安いうちに買えるだけ買い込もうとします。
これが消費者全員の行動です。

あなただって、消費者側になった瞬間に、同じ行動を取っているはずです。
消費者が心配するのは、あなたの利益率ではありません。自分の家計だけなのです。

消費者は利益を嫌う

売り手市場にならない限り儲からない

つまり、どのような商品やサービスであっても、売り手市場(需要が供給を上回る状態)にならない限り利益は、絶対に上がらないという絶対の真理があるのです。

私達がビジネスを行う時には、製品やサービスに対する需要が、常に供給を上回っていなければならないのです。

ところが、勉強熱心な人ほど、つい、この基本を忘れてしまうのです。

マーケティング手法やセールス手法を勉強していると、つい忘れがちなのですが、こうした全ての活動は、供給量を上回る需要が無い限り無意味なのだということです。

商品やサービスを売りたいのならば、まず供給量を上回る、買い手が必要になります。
それは、言い換えれば、欲しくても買えない人が出てくるということなのです。

ところが、あなたにとって、欲しい人が商品やサービスを買えない状況は、決して嬉しいものではありません。
希望者全員に商品を届けたいと思うのは、極めて自然な反応だからです。

しかし、利益を出したかったら、商品やサービスを買い逃す人が出ることを恐れてはいけないのです。
私が小さな会社の戦略を提唱する理由もここにあります。

利益を出すためには、希望者全員に商品を届けてはいけないのです。
それが市場の仕組みであり、利益を上げる為の基本に他ならないからです。

お金の原理幸福の原理

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