お金を得るにはコストがかかる

お金のコストについて知っていますか

お金というのは、ただ物を買うだけではありません。
お金自体もまた、何かを引き換えにして手に入れなければならないものなのです。

お金を手に入れるにはコストがかかる

お金と引き換えにするものの中で、最も一般的なのは「時間」です。時間は、ほとんどの労働について基本的な交換単位です。お金がもっと欲しければ、そのために費やす時間を増やすのが普通です。

そして、私たちはこれまでずっと、もっともっとお金が欲しいと思ってきたわけです。

しかし、ある調査では、
「あなたにとって一番大切なものは何ですか?」
という質問に対して、67%が「自由な時間」と答えています。

一方でお金を一番にあげた人は、13%しかいませんでした。

私たちは時間が大切だと知っています。しかし、実際にやっていることを見れば、働くだけで、自由時間を大切にしているとは、とても思えないのです。

私たちは、お金があれば、もっと多くの時間を買い戻せると信じて、お金を時間を引き換えにしています。

そして、時間はどんどん足りなくなっているのです。

お金と引き換えにしているもの

時間以外にも、お金と引き換えにしているものがあります。
以下にいくつかあげてみますね。

まず、「自由」です。

お金を手に入れたい目的の一つに、自由を手に入れたいということがあります。しかし、この自由を手に入れるために、長い期間、働きづめの日々を送ったりします。労働時間を増やすということは、単に時間をなくしているだけではありません。自由の象徴であるお金を手に入れようとして、かえって、自由を失っているのです。

そして、「健康」です。

日本では、以前、過労死という言葉が新聞をにぎわしていました。これは、健康とお金を引き換えにすることの極端な礼かもしれませんが、現実に、過労は身近なところで、影響を与えています。

心の病の増加、特に不安やうつなどは、仕事とお金から生まれるストレスが、大きな要因となっています。私たちは、お金を得る為に、精神的にも肉体的にも傷ついています。

まだまだあります。

「人間関係」にも影響があります。

夫婦や親子、親族の間でも、お金は最も一般的ないざこざの原因です。離婚原因の多くがお金にその原因にあります。

人間の幸福感と最も関係が深いのが、結婚生活だといわれています。その次が、家族や友人などとの人間関係、充実した生活、運動、精神の充実、といったことが上げられます。しかし、お金を多く稼ごうとすれば、たいてい結婚生活は真っ先に犠牲にされます。それどころか、幸福に関係の深いものは、すべて金銭的な富を得る為に犠牲になる場合が多いのです。

お金を通じて幸福を得ようとすれば、かえって幸福を遠ざけ、代わりに、怖れや妬み、欲望、そして恥ずかしさが生まれるというジレンマがあるのです。

お金の持つ2つの顔と力

では、「お金」を得るためになぜ、人生にとって、最も大切なものを売り払うようなことになるのでしょう?

実は、お金には2つの顔があります。

一つは、単純な算数の面、つまり、足し算と引き算です。

持っているものを使う。
稼いだものを貯蓄する。
こういった単純な面です。

もうもう一つは、無意識の内に身に付いてしまったお金にたいする意識や感情の面です。
「お金」に対する感情、意識、刻み付けられた条件です。この無意識によって「お金」に対する行動が変わってきます。

そして、誰もが「お金」に対して2つの力を働かせています。

「引き寄せる力」と「引き離す力」です。物理でいう引力と斥力ですね。

そして、このそれぞれに、お金の2つの顔が作用しているのです。

豊かで幸福な人生を送る為には、絶対的に「お金」が必要です。

その「お金」を得るためには、この、お金の持つ2つの面、そして、あなたが経営者であるならば、「お金」に対して及ぼす2つの力について、しっかりと理解しておく必要があるのです。

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