投資効率を常に考えよう
大きな会社であれ、小さな会社やお店であれ、経営において重要なことは、投資効率を常に考えることです。
投資効率とは、投下した資本(つまりお金や時間)が、どれだけ有効にリターン(利益)となって戻ってくるかです。
それでは、この投資効率が最も良いものは何でしょうか?
広告にお金を掛けることでしょうか?
人を雇って、売上を増やすことでしょうか?
それとも、自分で勉強して経営の知識を増やすことでしょうか?
私はそれは、専門家からの助言だと思っています。
しかし、実際に経営に携わるとこの投資効率に対してつい誤解をしがちです。たいていの場合、経営者は、宣伝・広告費にお金をつぎ込みがちです。これが大きな間違いにつながります
売れる仕組みを作らないで幾ら広告宣伝をやっても効果は一次的です。
それどころか、顧客獲得コストの上昇に耐えられなくなって、かえって経営状態の悪化につながりかねません。
自分で学ぶより助言してもらうほうが早い
また、ほとんどの経営者はとても勉強家です。
常にセミナーや勉強の為に支出をしています。
これは自己満足は、高いのですが、しかし、そういった内容は全体論であって、各論ではない為に、自分のビジネスに直接成果を結びつけることは難しいものです。
だったら、直接専門家に依頼して、助言をして貰ったほうが圧倒的効果的な上に、早く結果につながっていきます。専門家とは、少なくともその分野を5年以上に渡って勉強と研究を積み重ねています。
自分でどれだけ一生懸命勉強しても、月に1回とか2回、学んだ程度では、とても追いつけるわけがないのです。

このように、投資効率から考えれば、
専門家の助言>自分で勉強する>広告宣伝
この順になります。
しかし、多くの経営者は、全く逆だと感じています。
つまり、
広告宣伝>自分で勉強する>専門家の助言
たいていこう感じてしまうのです。
コンサルティングの費用は高いのか
さらには、通常のコンサルフィーはめちゃ高いので、小さな会社やお店にはとても払えないものです。
私が以前、某〇井総研にコンサル依頼しようとした時、30前ぐらいの若い兄ちゃんが来て300万円のコンサルフィーでした。
まあ、移動コストや、人件費コストを考えれば、決して不当だとはおもいませんが、現実的には、小さな会社やお店が払うのはとても無理なのです。そして、コンサルティングのフィーというのは、通常、どこもこのレベルです。
コンサルティングの内容は、そのまま利益に直結するので、どんなに高くても、払える力がある会社は雇うのです。だから、余計にコンサルティングのハードルが上がってしまているのです。
頼みたくても、効果が上がるかよくわからない。さらに、とても高くて払えない。
そうすると、
広告宣伝>自分で勉強する>専門家の助言
こうなっってしまうのも無理ありません。

そのため、広告費の10万円は出せても、コンサルフィーの10万円は出せないのです。セミナーに参加するために10万円出せても、コンサルフィーの10万円はとても出せないのです。
セミナーに参加するために10万円出せてもコンサルフィーの10万円は出せません。
最も投資効率が高いコンサルティング
しかし、よく考えてみれば、それだけの知識を持つ従業員を雇うとすると、どれだけの経費が掛かるでしょうか?
毎月の給料が、最低でも30万円、さらに、スキルを養成するためにも経費が大きくかかります。
だから、逆なのです。
広告や、セミナーに5万円払うより、専門家の助言に5万円払ったほうが、よほど投資効率がいいのです。そして、その5万円が、短期間で何倍もになって返ってくるのが、コンサルティングなのです。
結局、コンサルティングの内容は利益に直結するので、どんなに高くても払える力がある会社は雇うのです。だから、払える会社はもっと利益が増えていきます。逆に払えない会社は、じり貧傾向になります。
ぜひ、ここを間違わないようにして、お金をかける順番をしっかりと考えてください。
これがあなたのビジネスを繁盛させるコツなのですから。