小さな会社は戦略にまず力を注ぐこと

戦略と戦術は車の両輪で単体ではない

小さな会社やお店、個人事業では、なるべく競争のない場所で商売ができればいいのですが、かといってライバルが全くいなくなるということも無理な話です。

なぜなら、ライバルが全くいないということは、需要そのものがない可能性が高いので、そもそも、そこでは商売にならないのです。

だから、どんな市場にも必ずライバルが存在すると考えてください。

そして、そのライバルに打ち勝つ為には、やはり、経営資源(資金や時間や人)を集中させる必要があるのです。

そこで、小さな会社やお店、個人事業の場合、何に集中するかの判断がとても重要になっていきます。
なぜなら、とにかく、小さな会社や個人事業は、資金も人材も足りていません。

だから、一つに集中させることが必要なのです。
そうしないと、結局、競争に簡単に負けてしまうことになります。

まずは戦略に力を注ぐ

では、どこに集中させるべきかですが、まずは戦略に関する部分です。

ビジネスには、戦略と戦術があります。

簡単に言えば、戦略とは、どこでどのような方法で戦うかということです。
つまり、どういった市場で、どのような自分の強みを出していくかということです。

より具体的に言えば、戦略とは、経営計画を立てたり、販促方法を考えたり、ビジネスの仕組みを作ったりします。

さらには、その為に勉強することや経営セミナーに出たり、あるいは、コンサルティングを受けたりといったことになります。

これらのほとんどが、机の上で行われます。
つまり、頭を使って考えることです。

戦術とは、実際に行動に移していく部分です。
例えば、チラシなどの広告をだしたり、お客さんに訪問したりといった実際の作業になります。

もちろん、どちらも重要なのですが、どちらかと言えば、戦略に重点をおいたほうが結果的に成果が大きくなります。

しかし、この戦略の部分は、直接的に売上につながる気がしないので、どうしても戦術にお金をかけてしまいがちです。

そして、これが失敗のもとになります。

売上が不振に陥ると、目先の売上を求めて、つい広告を多く出したり、無理にセールスしようとして戦術部分にお金を掛けようとします。

特に小さな会社やお店は、資金が潤沢にある訳ではありませんから、その分、戦略の費用を削ることになります。

これが、業績のジリ貧を招くことになるのです。

もちろん、資金繰りなどからそうなりがちなのも仕方がないのですが、そこは、歯を食いしばって、戦略に力を入れていくべきなのです。

戦略と戦術を明確にする

世の中のマーケティングには、いろいろな手法があるのですが、そのほとんどが、単体では機能しないということがあります。

大抵は、戦略の部分と戦術の部分がそろって初めて機能します。

しかし、多くの経営者がこの戦略と戦術がみえていません。
たいていの場合、戦略が無く、戦術だけに目が行っているのです。

反対に、戦術が無く、戦略だけで終わっている場合もあります。
これでは、うまくいかないのです。

戦略も戦術もどちらも、ほとんど単体では機能しません。
戦略があってこその戦術であり、戦術があってこそ戦略が生きるのです。
戦略と戦術は車の両輪であり、どちらか一つでは車は走れないのです。

ここでいう戦略とは、具体的に言えば、商圏の設定や、どのジャンルで商売をしていくか?
または、顧客ターゲットはどこか?

こうした部分になります。

そして、戦略が決まったら、そこに具体的な戦術を乗せていくことになります。

どういった広告を出すかとか、どのようにセールスするかとか、どのように仕組みを作っていくかといった部分です。

経営では、一番最初の基本として、この戦略部分を決める必要があります。
戦術は、戦略の上に初めて成り立つものだからです。

だから、まずなるべく多くの時間と資金をかけて、戦略に集中するようにしてください。

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