経営について悩んだ時には顧客と共に成長するのだと考えよう

失敗は恐れなくていい

会社の経営というのは、実際には、だれでも最初は初心者なわけです。

誰でも初めは新しいことばかりで、思うようにできないことも沢山あって、悩んですることも、いろいろとあると思います。

こういったことを、真面目な人ほど深刻に捉えがちなようですが、焦る必要は全くありません。

最初は誰でも失敗する

初心者とは、『はじめて習う人。習いはじめの人。習ったばかりの人』(広辞苑第六版より)のことであり、初めてならできなくて当たり前なのです。

お子さんのいる方は、よく分かると思いますが、
まだ首も座っていない赤ちゃんに哺乳びんを渡して、
「これ、飲んでみなさい」
といっても、赤ちゃんは自分で飲むことができるでしょうか?

この世に生まれて間もない小さな命です。
親がサポートしてあげないと、何もできません。

だから、言葉を喋ることも、歩くことも、ひとつずつ、その子の成長に合わせて教えていくでしょう。

最初からすべてうまくできないことに対して、自分を責めたりしなくていいのです。
ミスをしてもいいのです。
失敗を恐れなくていいのです。

それを「失敗」として、終わらせるのではなく、なぜ間違ったのかをよく検証して、また再トライすればいいだけのこと。

トライ&エラーを繰り返す中で、
「あ、ここはこのやり方でやればうまくいくんだ」とか
「あの方法はここでも使えるんだ」ということが、
少しずつ見えてきます。

“千里の道も一歩から”です。

最初から百点満点を取ろうとしなくても、小さな一歩を積み重ねていけば、いつの間にか、あなただけの頂上にきっとたどり着けるはずです。

お客さんも初心者

これは、じつはお客さんも同じです。

あなたが提供する商品やサービスに関しては、ほとんどのお客さんは、始めてなのです。
だったら、一生懸命、サポートする必要があります。
そうしないとお客さんも幸福になれないのです。

会社を経営することは、経営者もお客さんも初めて同士なのです。
だから、お互いに成長しながら続けていくしかないのです。

その為に、お客さんとのコミュニケーションがとても重要になります。

なぜなら、経営者はお客さんにお金を払ってもらいながら育ててもらわなければいけないからです。

自分だけが良ければいいというものではないのです。

対立から彼我一如の世界へ

そもそも、ビジネスは、どうしても売り手と買い手との間に対立構造があります。

売り手側は、何とかして売ってお金を払ってもらおうとする。
買い手側は、ちょっとでも得をしてやろうと考える。

ここに対立が生じているのです。

ここ判りますか?

では、ここからどうやって脱するかです。

ここが極意・・・

お客様と私とは、同一円にいる。
彼我一如の世界。
売るという言葉を忘れること。

ここに到達することです。

経営について悩んだ時には顧客と共に成長するのだと考えよう

会社を経営する目的

あなたは、何のために会社を経営するのでしょうか?

お金の為?

それでは、彼我一如になりません。そこには対立が存在してしまいます。

そうではなくて、周りの人にいい影響を与えることができる。
縁ある人にいい波動を与えることができる。

ここに尽きるわけです。
そこには、売り手と買い手が存在しません。あるのは、人間と人間との関係だけです。

私の尊敬する経営思想家の岡田徹はこんなことを書いています。

「商売とは
 人の心の美しさを
 だしつくす業(なりわい)
 あなたの
 商人の姿に
 前だれをかけた
 み仏をみたい」

これは、昭和31年に書かれたものです。時代は変わっても、真理は変わりません。経営者もお客さんも同じく成長していく姿にこそ、経営の本質が存在するのです。

根気強くがんばっていきましょう。

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