コンサルをしていて、よく感じることが、特に社長は自分の人生を軽く扱ってはいけないという点です。これは、他人がどうこうということではなくて、そもそも、社長自身が、自分をもっと大事に考えないといけないということです。
社長は自分を最優先していい
日本人の特性なのか、多くの社長が、自分のことを後回しにする傾向があります。会社のため、仕事のためといいながら、自分のやりたい事、自分が目指している事、そういったことを、後回しにする傾向があります。
しかし、本当は社長だから、最優先してやってもいいのです。
しかし、日本人は昔から、狭い共同体の中で生きてきましたから、自分自信のことよりも、周りを優先する傾向があります。お家のためにと命を懸けた武士の時代から、そう思う癖をDNAに刻み込んで来てしまったようです。
それで、不満がないのであればいいのですが、やりたいことができないということは、結局、心の中に不満をため込んでしまうのです。
不満がたまると、それが怒りに変わり、蓄積されると、どこかで爆発したり、心身の異常をもたらすことになります。
仕事を言い訳に先延ばしにしない
社長は、仕事を言い訳に、やりたいけれど、先延ばしにしてきたことをぜひやってみてください。
自分の人生を大事にし、周囲に遠慮することなく、堂々とやっていくのです。

それも、今すぐにやることを決心してください。そのための計画を立て、必要なものを調べ、費用はどれくらい価格か計算するのです。大事なことはとにかく、今、行動を起こしてみることです。まずは、計画を立てることからでいいので行動に移してみてください。
社長は、会社のためにとか、社員のためにとか、周囲のことを優先するのではなく、まず自分のことを最優先に考えて構わないのです。
もちろん、だからと言って、社会のルールを逸脱することはお勧めしません。
それは、かえって自分自身を傷つけることになります。
自分の人生を生きていますか
ありきたりな言葉ですが、自分の人生の主人公は自分なのです。なんの遠慮もいらないのです。
特に小規模事業の小さな会社の社長は、もっと自分らしく生きていいのです。だって社長なのだから。誰にも気兼ねすることなく、やりたいことをやればいいのです。人生は、まず自分自身が幸福になるために有るものです。
他人の人生の為に有るのではありません。
社長は、まず自分の人生を好きなように生きるようにしてください。それが返って、会社そのものの繁栄をもたらすことになるのです。