これからの10年間で、驚くほどの格差が生まれてきます。
これは、昨今よく言われる富の格差とは少し違います。
もちろん、富の格差は生まれてきますが、問題はその原因です。
富の格差を生み出すもの、それは、パソコンのスキルの差なのです。
パソコンを触らないと負け組になる
以前は、高年齢層がパソコンが苦手だという傾向がありました。
しかし、今は、20代、30代もパソコンを触らない人が増えています。これは、スマホやタブレットの普及により、全部それで済ましてしまい、パソコンを触らない人が増えてきているのです。
パソコンを触らないということは、インターネットを使ったほとんどの経営的な利点を放棄することになります。
私のところにも、時々、
「パソコンは持ってないのですが、スマホだけでネットを使って稼げませんか?」
こういった問い合わせがあります。

スマホや、タブレットでは、利用はできても、仕組みはなかなか作れません。もちろん不可能ではありませんが、効率が悪いのです。
広告で誘導される側になるだけで、広告を出稿する側にはなれないのです。
お金を使わされる側にはなれても、お金を稼ぐ側には、なかなかなれないのです。
どうも、パソコンなんか古い、今は、スマホやタブレットで全部できるのが、かっこいい。
そんな勘違いをしている人が、とにかく増えてきています。
稼ぐ人と使う人の二極化
つまり、
ネットを利用して稼ぐ人
ネットでお金を使う人
この二極化が進んでいるのです。
つまり、今触れる人達がコンテンツを作ることができ、そこから集客して稼ぐという残存者利益が生まれてきます。
インターネットの中に、仕組みを作り上げることができる人なのか、それを利用するしかできない人なのか?
これが、そのまま所得格差や富の格差につながっていきます。

特に、これからは、小さい会社こそチャンスを得る時代になります。こういった新しい流れは、会社を中心にしていた社会から、個人の関係性を中心にしていく社会です。
中でも特にポイントになるのが、インターネットを使った集客や、マーケティングです。
ネット上に仕組みを作れるか
2013年頃に、スマートホンが一気に普及しました。
これは、携帯電話がスマートホンになったという単純なことではありません。多くの人がコンピューターを身につけて、持ち歩くようになったってことです。これによって、高齢者もネットを、利用するようになっていきました。
おそらく今後25年位は、この形は変わりません。むしろ、コンピューターのウェアラブル化によってさらに進んでいきます。
そんな中で、ただ、インタ-ネットを利用するだけの人間なのか?
それとも、そこに仕組みを作ることができる人間なのか?
この違いが、今後の格差の元になるのです。
気づいていない格差の原因
だから、特に中小企業、とくに小さな会社の経営者は、パソコンのスキルを身に付け、インターネット上に仕組みを作り上げる必要があります。

パソコンが苦手だからという言い訳は、もう通用しなくなっているのです。
飲食店のような店舗であっても、現在、しっかりと集客できていないところは、どんどん困った状態になります。今までと同じ考え方でやっていたのでは、売上げがどんどん下がっていきます。
これからのビジネススタイルは、コンピューターを通じてお客さんとの人間関係を構築していくところにあります。だから、まずパソコンを使って集客できるようになってください。
技術的にはそれほど難しい事ではありません。
むしろ、慣れの要素のほうが大きいのです。
ネット上にどういった仕組みを作るのかがポイントです。
ぜひ、ここを学ぶようにしてください。