ブログやメルマガの読者さんから、よく、ネットからどうすれば集客ができるでしょうかという質問をいただきます。
確かに、中小企業にとっては、ネットからの集客はとても重要なものです。
しかし、その前に中小企業、なかでも小さな会社は、どれだけ独自の戦略(小さな会社の戦略)を取ることができるかが繁盛の秘訣になります。
この小さな会社の戦略は、小さいという利点を最大限に利用することと、自分の好きな事、得意な事を仕事にすることが基本です。
まず、この基本を踏まえた上で、初めてネットからの集客が意味を持つのです。
インターネットをどう使うか
中小企業、特に小さな会社にとって、インターネットを使うことは、必須であると思ってください。
ただ、ここで明確にしておくことは、ただホームページを作ったからと言ってインターネットを使っているということにはならないということです。
そもそも、ホームページを作っても集客ができたり、売上が増えたりということは、ほとんどありません。ホームページを作ってあれば、お客さんが来るなどということは、20年以上前に既に終わっています。

いまは、何のために、どのようなページを作るかが重要であって、その上で、どうやってそこに人を集めるかを考えることが必要です。
ネットを使う最も重要な意味は、全国からニッチな客層であっても、低コストで集客できる可能性があるということです。
そして、あなたはこのニッチ市場にアクセスし、人の流れを作り出して、会社の売れる仕組の中に落とし込んでいくという発想が必要になるのです。
売れる仕組をまず構築する
その為には、当然のこととして、それ以前の作業として、ビジネスモデルを作り、売れる仕組みの最適化を行い、ホームページの役割が滞りなく実現するようにしておかなければなりません。
では、こういった作業を誰かに発注すればやってもらえるかというと、そういうものではないのです。
そもそも、あなたの会社やお店のビジネスを最適化することは、経営者であるあなた以外には出来ません。
さらに、その上で、ネット上にどのような仕組みを置いて、活用していけばいいかなどは、誰であっても出来るはずもないのです。

もちろん、技術的な部分は、個々に誰かに頼むことはできます。しかし、それすらも、基本になるコンセプトや基本となる文章は、全てあなたが作る必要があるのです。
インターネットの前に、まずはビジネスの仕組みをしっかりと構築して、それを最適化しておくことです。
社長の重要な仕事は勉強すること
だから小さな会社の社長であるあなたは、ビジネスモデルや仕組み作りを勉強する必要があります。
社長がやるべき重要な仕事の一つは、勉強なのです。
そして、どのような勉強が必要かというと、
「あなたの事業を最適化する方法」と
「ネットから集客やセールスをする方法」
この二つが必要になります。
この二つも、それぞれが、マーケティングやコピーライティングなど、多くのスキルが組み合わされて成り立っていますので、結局、かなりの広範囲に渡る知識が必要になるのです。

細かいスキルを一つ二つ学んでも、現実には、それだけではあまり役立ちません。
包括的な勉強が必要になります。
全体を見ながら学ぶ事が必要なのです。
小さな会社の社長は常に勉強をし続けることが肝心なのです。