値上げをする方法

安売りをするから倒産することになる

最近の日本経済の状況は、大企業に優しく中小に厳しい状態です。
まあ、そういった政策を国が取ってきたからですが・・・。

円安、原材料費高、人手不足、増税・・・。
これらは、全て中小零細企業、特に小規模事業者にとって、逆風になります。

コストが上がってしまって どうしても値上げをせざるをえないが、できずに苦しんでいる会社も数多くあるのです。

そもそも安くすれば売れるのか

値上げできない理由としては、
「値上げしたら、 お客さんが逃てしまうかもしれない」
おそらく、こう考えているからです。

それどころか、少しでも安くしなければ、お客さんが来ないとすら考えています。

しかし、結論から言えば、 値上げする方法はあります。

むしろ、値上げをしないことで企業が苦しくなり、 お客様に提供する商品の質が下がってしまうと、お客さんは離れていくのです。値上げをするから潰れるのではなく、安売りをするから倒産するのです。

そもそも、数%の値上げでお客さんが 離れてしまうようでは、 あなたのビジネスは、お客様にとって 価値が無いということなのです。

とはいっても、気をつけなければいけないのは、たとえば、消費税が上がったから 値上げをするということが企業側にとっては 当たり前であっても、消費者はそれを当たり前と受け取るわけではありません。

ですからお客さんを啓蒙(説明し納得してもらうこと)する必要があるのです。

値上げの為にやるべき3つのこと

まず、値上げに際して、次の3つのことをしっかりと伝えるべきです。

(1)
むやみに利益を増やそうとして値上げをしているのではないこと。

(2)
本来であればもっと 値上げをすべきところを、お客様に負担をかけさせないために、懸命に努力して、必要最低限の値上げをするということ。

(3)
あなたの会社特有の 値上げではないということ。自分の会社が属している業界全体、もしくは、その他の業界も含めて、値上げを強いられる状況になっていることをしっかりと伝えること。

この3つを、しっかりと伝えることが重要です。

さらに、こうして顧客の理解を得たとして、そこで満足してはいけません。

「増分のコストをどうしても 負担していただかなければいけない。その代わりにお客様には きちんとその分より高い価値を、サービスをこれから提供していきます。」
ということを約束することです。

こうすることで、値上げをしてもお客さんが離れることはありません。

顧客とのコミュニケーションが鍵

さて、ここで、よーく考えてみてください。
あなたは、お客さんにそういった話をしていますか?
そもそも、常にお客さんとコミュニケーションを取る努力をしていますか?

コンサルをしていると、ほとんどの会社がここができていません。それどころか、お客さんとのコミュニケーションの重要性すら理解していないのです。

お客さんとのコミュニケーションは、ビジネスの一番の基本です。これができていないようであれば、値上げ以前の問題です。そもそもビジネスとして成り立っていないのです。

お客さんは、ただお金を払てくれるだけの存在ではありません。お客さん一人一人が、それぞれの人生を生きている人間なのです。だから、一人一人とのコミュニケーションを取ることで、初めてお客さんとの関係性が構築できるのです。

そういった日ごろからの努力の上で、初めて値上げをしても離れていかないお客さんとの信頼が得られるのです。

関連記事

  1. 「誰」に「何」を提供するのかを明確にする

    傾いた土台ではビジネスは儲からない

  2. 経営が行き詰る理由は安すぎるから

    小さな会社の社長は数字に強くなろう

  3. 短期(3ヶ月~1年)中期(3~5年)長期(10年)

    長期・中期・短期の目標を設定する

  4. 年商を今の10倍以上に増やしたい

    年商を10倍にする5つのステップ

  5. フロー経営の鍵は『小さな会社』にある

    やりがいのある仕事は会社にフロー状態をもたらす

  6. あなたの会社はほとんど知られていない

    あなたの会社やお店はほとんど知られていない

error: Content is protected !!