阪神・淡路大震災の記憶

今日は、1月17日です。
25年前の今日阪神淡路大震災がおきました。

阪神・淡路大震災

1995年(平成7年)1月17日5時46分52秒、兵庫県の淡路島北部沖の明石海峡を震源として、M7.3の兵庫県南部地震が発生した。

近畿圏の広域(兵庫県を中心に、大阪府、京都府も)が大きな被害を受、特に震源に近い神戸市市街地の被害は甚大で、当時東洋最大の港であった近代都市での災害として、日本国内のみならず世界中に衝撃を与えたのです。

この地震での犠牲者数は6,434人に達しています。

あれから、もう既に、四半世紀が経つことになります。
振り返ればあっという間の気がします。

この日は、ちょうど、うちの娘の3カ月検診だったので、病院でそのニュースを見て驚愕したことを今でも鮮明に覚えています。

ビルが倒れ、高速道路が倒れ瓦礫の山になった神戸もたった25年で見事に復興しています。
敗戦で、日本中が瓦礫の中になっても復興して、世界でも指折りの発展を遂げた日本

しかし、数年後には、ほとんど元の状態に復興し何事もなかったように私たちは生活しています。

日本人の不屈の精神

日本人の持つ復元力、不屈の精神は、まさに世界に誇るべきものです。
がれきに埋もれた映像を見るたびに私は岡田徹の次の言葉が思い出されるのです。

夜おそく
一人の青年が
私の部屋を訪ねてきた。

そして
私にこういう話をしたのだ。

「私の兄が数年前になくなったので、
私は自分の独立も忘れて、
今日まで、兄の店を引き受けてきました。
5年過ぎました。」

「私は一生懸命に働きました。
店は兄の時の二倍にも売上が増しました。
今日では、街一番の繁盛店です。」

「来年、兄の息子が学校を終えて帰ってきます。
私は店を出なければなりません。
私はわずかな給料を貯めたものを資本に、
独立したいのですが、
店を買う金さえもできそうにありません。」

「どうしたらいいでしょうかー。」

私はその青年に、こういう答えをしてあげた。

君よ、心配することはないよ。
資本も店も要らない。
大道に
戸板を一枚出そうよ。
そして、その戸板一枚の上で
誠実な商売をしようよ。

君は、
五年の間、
兄さんのお店で、
一人一人つくった
何千人かの
お客さまを
持っている。

こんな大きな
こんな立派な
資本を持っているのに、
君は何を心配しているのだ。

君に必要なものは
資本ではなしに、
大道に
戸板一枚の店を
開く勇気なのだよ。

『岡田徹詩集』より

岡田 徹
明治37(1904)年東京生まれ。
戦前から戦後にかけて活躍した商業指導家、経営思想家

立ち上がって前進し続けること

私たちは、自分で思う以上に大きな力を持っています。
ただ私たちに足りないのは、自分の足で立ち上げり、前に進む勇気なのです。

昨今の傾向として、努力することがかっこ悪いとする風潮があります。
ほどほどで、8割の人生で満足してしまう。

そうではなく、できる限りあらゆることを肯定的に考え、それに向かって勇気をもって進むことです。

不安感の強い人は自分を守ろうとしていろいろなものを身につけ、保守的になり自らを重くしてしまいます。
保守的な人には、運は味方しません。

状況が厳しいときであっても、勇気をもって進むのです。
自分の足で立ち上がってひたすら前進し続けることです。

そこにしか、本当は道はないのです。

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