お金や仕事と幸福の理想的関係

お金や仕事と幸福の関係を見直す

今回は、日本における時代の変化について少し私の考えをお伝えしておきます。

これまでも、何度かこういった情報をお伝えしてきましたが、時代がどんどん変化するので、その都度、お伝えするようにしています。

会社主義社会から新自由主義社会へ

さて、高度成長した日本経済は、判り易くいえば会社主義社会でした。○○主義というのは、判り易く言えば、○○が一番ということです。

つまり、会社主義社会というのは、会社の利益が第一義にあり、個人の幸福より会社の利益が優先されるといった社会でした。これはこれで、お家の為にという旗印で戦国時代から江戸時代にかけてまとまってきた、日本人のメンタリティーにピタッとはまるスタイルだったのです。

しかし、高度成長期が終わるとそれもだんだん機能しなくなっています。そこで、登場したのが、アメリカの典型的な資本主義のスタイル、新自由主義です。これを導入したのが、小泉政権時です。

グローバリズムの波の中、株主中心主義・派遣労働者の増加や格差社会といった、今の多くの問題がこの時に生まれました。そして、さらに、現政権によって、大企業優先政策が取られ、企業間格差も顕著になっています。

それでは、大企業だけがいいのかというと、決してそんなことはありません。小さな会社にもチャンスが訪れているのです。

確かに世界市場を見据えたグローバル視点においては、規模の大きさが有利に働きます。

大量生産で大きな市場のニーズに合わせ、利益を最大化させるためには、人件費の安い地域に生産拠点を移し、そこで商品を生産し、世界中に販売していくという、今の大企業のスタイルはいたって当然の帰結でもあります。

グローバリズムでは対応できない国内市場

しかし、日本国内に目を向けてみれば、日本社会全体の消費価値は、個人の幸福へと向かいつつあります。

一通り、欲しいものがそろっている今の生活では、誰もが持っているものではなく、自分が好きで、気に入っている特別な何かが欲しいという時代に入ったのです。それが、示すのが今の日本のロングテール市場です。

グローバリズムに乗って世界市場を相手にする大会社は、効率主義で上手く回ります。しかし、こういった今の国内経済のような、ロングテール市場に移行つつある経済では、高コスト構造を抱えたままの会社システムでは、ロングテールやニッチ市場には対応できない状態です。

難しく考えるより、地元の商店を考えてみてください。お客さんが欲しいのは、すげー安売り品か、すげー高級品です。高級品という表現ではわかりにくいので、自分が好きで、一般的に見ればそれほどの価値がないかもしれないけど、その人にとっては大変価値のある商品です。嗜好高級品というのが一番正しいかもしれません。

安売り品は、100円ショップで売ってます。では、その嗜好高級品といえば、今は、一部のデパートや通販でしか扱われていません。これは、地方に行くほど顕著です。

これはあらゆるビジネスにおいても同様です。画一的な安価なサービスではなく個別のニーズに対応した商品、サービスが求められています。

この状況に本来一番うまく対応できるのが小さな会社です。つまり、小さな会社が経済の中心となる社会が到来しているといえるのです。これが今の日本の状況です。

グローバリズムでは対応できない国内市場

小さな会社でチャンスを掴む

小さな会社中心の社会では、会社という組織が中心となるのではなく、個人や小人数の単位でのビジネスが中心になっていきます。

小さいということは、だれでも、社長になれる時代だということです。やりたいと思えば、小資本でリスクもほとんどなくできるのが現代です。

どこかに勤めて給料をもらうということは、自分の貴重な時間を他人に売り渡すということです。

自分の時間をどのように使ってどのように生きていくかは自分で選択できる時代なのですから、ぜひ、小さな会社でチャンスを掴むべきだと私は考えます。

もちろん、そこには、競争があります。その競争に勝つためには、経営の勉強をし続けていかなければなりません。

しかし、小さな会社の経営は、組織管理や人事管理といった余分な知識を持たなくてもマーケティングやセールスの技術だけで十分に利益を出していくことが可能です。

実際には、それほど高いハードルではありません。本気でやればなんとかなるのが小さな会社やスモールビジネスでの起業です。

お金や仕事と幸福の理想的な関係

お金や仕事と幸福の理想的な関係

グローバリズムの旗印の下、新自由主義経済のように、とにかく、儲ければいいといった風潮の中で、「経済」や「社会」のシステムが壊れてしまったのが現在です。

その反動がイギリスのEU離脱やトランプ大統領の誕生なのです。

これからは、心のやすらぎ、人とのつながり、仕事に対する喜びといった個人の幸福量を増やしていく社会が必要とされています。

そんななか、企業も、社会も、私たちひとりひとりも、お金や仕事との関係を、もう一度見直す必要に迫られています。

自分の残された時間をどう使ってどのように生きていきたいかを選んで、その道を進んでみてください。

いまは、誰にでも自由に生きていける。 そんな、可能性がある時代なのです。

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