売り込むことが商売だと勘違いしていませんか

「売る」ことが顧客を「幸せ」にする

小さな会社の社長が苦手にしている事、これは、もちろん、人それぞれなのですが、これまでのコンサルの経験から、どうもセールスすることが苦手だという人が多いようです。

売ることを勘違いしていないか

多くの社長が、なんとなく売り込むことが、悪い事だと感じているようです。

ペコペコと頭を下げ、上辺だけの笑顔を作り、嘘八百の説明をして、無理やりに顧客に買わそうとする。

これでは、確かにいい気分はしません。

「金さえ儲かればよい。」

それが商売というものだと思い込んでいるのです。
しかしこれは間違っているのです。

それは、もう商売ではありません。そう勘違いしているから、商品を売ることに躊躇するし、売ることができなくなるのです。

しかし、真実はそうではないのです。

「売る」ことが顧客を幸せにする

あなたが、心底、良い商品だと、その顧客にとって必要だと思うなら、売らないほうが「悪」なのです。

例えば、家が火事になって、火の消し方がわからない顧客がいたら、消火器を勧めてあげるのは「善」なのです。

勉強ができない子供さんがいて、悩んでいる顧客がいたなら、「勉強ができるようになる方法」を売ることは「善」なのです。

その顧客が幸福になるチャンスを、あなたが売らないことで可能性をつぶしてしまうのです。それどころか、売らないことで、かえって顧客を不幸にしてしまったりもするのです。

商人は、売ることが、顧客の為なのです。
まず、この覚悟をもって取り組んでください。

「売る」ことと「売り込む」ことは違う

しかし、ここで気を付けることがあります。

それは、「売る」ことと「売り込む」ことは違うということです。

「売る」とは、顧客が欲しいと思うもの、必要だと思うものを提供することです。

もちろん、顧客が気づいていない必要性や、その商品やサービスによってもたらされる素晴らしい世界があるのであれば、それを気づかせてあげればいいのです。

これを、勘違いして、自分の都合で商品を売りたいがために、あの手この手をつかって「売り込む」ことをするから、あなたの心が死んでいくのです。

「売り込む」とは、顧客が欲しいと思わないものを、何とか買ってもらおうと、あの手この手で押し付けることです。「売る」ことはいいことですが、「売り込む」ことはよくありません。

顧客のことを真剣に考えて、必要なものをしっかりと「売る」ようにしてください。

お客の一番嫌なこと

お客さんの最も嫌なことは何でしょうか?
それは、欲しくない時に売り込まれることです。

お客さんの望んでいることは何でしょうか?
それは、欲しい時に商品を差し出してくれることです。

あなたは、この違いをちゃんと理解できていますか?
ここが理解できていれば、セールスが苦手ということは無くなります。つまり、その商品が欲しいと思う顧客にだけ「売る」ということです。

そして、顧客に商品が欲しいと手を上げてもらうことが、マーケティングの役割なのです。

マーケティングがしっかりできていれば、セールスは、ほとんど必要なくなります。セールスが苦手だということは、逆に言えばマーケティングがちゃんとできていない証明なのです。

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