会社は大きくするほど倒産のリスクが増える

会社は大きくするほどリスクが増える

会社は大きくするほど倒産のリスクが増える

会社や会社というのは、大きくしようとするほど倒産するリスクはむしろ増えていきます。
多くの会社が、拡大を目指し、全国に出店して、そして、潰れていきます。

会社が倒産する理由は、基本的には、資金ショートだけであり、その原因のほとんが、固定費が大きくなりすぎて売上が減った時に経費がまかないきれず窮地に立たされるからです。
ここで、一時的に借り入れなどをして、たとえ、窮地をしのいだとしても、その後は、資金繰りに追われ、最終的には、やはり倒産してしまいます。
この時にはもう、負債は手の施しようがないくらい膨れ上がってしまいます。

ですから、会社を大きくすることは、くれぐれも気を付けるようにしてください。
多くの会社が大きくしようと思った時に、結局、この無理な拡大サイクルにハマって抜け出せなくなっていくのです。

小さな会社の戦略であえて拡大をしないという戦略を取るのは、倒産しにくい会社を作るということでもあります。

会社を拡大するメリットとは何か

では、会社を拡大することによる経営者のメリットは何でしょうか?

まずは、社会的にかっこいいということがあります。
大きな会社の社長は、やはりステータスです。
マスコミに取り上げられたりして、ちやほやされたりもします。
芸能人と結婚できるかもしれません。

しかし、おそらく経営者の収入的には、大きくても、小さくてもそれほど変わることはありません。
資産は、株式を上場すると、大きくなりますが、それを売って現金にできるわけではありません。
(もちろん、会社そのものを売却すれば別ですが・・・)

それどころか、借入金額が大きくなるほど経営者個人のリスクは大きくなります。
ここまで理解した上でなら、あえて大きくすることを選んでもいいと思います。

ただ闇雲に大きくしたいと考えると、それは、後々大きな失敗につながりやすいものなのです。

会社を大きくするほどやりがいが無くなる

また、会社を大きくして、上場したいという目標を持つ経営者もいます。
これは、起業したら、やはり誰でもやり遂げてみたいことですよね。
しかし、株式を公開した時点で会社の目的は株主価値の増大となり、極端な言い方をすれば株主のために仕事をすることになります。
そうなると、短期的な利益を最大化することを求められ、目の前の利益を最大化するために多少の犠牲も厭わなくなります。

社員を酷使し、仕入先に圧力をかけ、競合他社の足を引っ張り、自然環境に過度な負荷をかけ、お客様の購買意欲を巧妙に駆り立てて、必ずしも必要でないモノを売ってでも利益を最大化させようとしていきます。

「よりより商品やサービスを、より多くのお客様に、より安く届ける」
だったはずの目標が、株主の為の利益の最大化になるのです。

ちょっと、極端な表現ですが、これが、現代のグローバリズム社会の姿です。
ビジネスの拡大を目指すということは、最終的にはここを目指したいかどうかなのです。
そして、一度、拡大を目指すと、後戻りできなくなります。

私は、こういう世界は好きではないので、あえて拡大をめざさないようにしています。
そのほうが、お客さんの喜ぶ顔が見えて、やりがいがあるからです。

拡大をしないということは売上げを減らすことではない

ここで間違えないで欲しいのは、拡大をしないからと言って売上を減らすということではありません。
同じ売り上げを増やすのであっても、数量を追うのではなくバランスよく上げていくということです。

抽象的な言い方をするならば、面で広げるのではなく、深さを追求するということです。
不特定多数に大量に売るのではなく、限定したお客さんに、時間経過まで考えて商品を売っていくということです。
つまり、時間軸を中心としたマーケティングということになります。

その為には、お客さん一人一人と向き合うことが必要になります。
この考え方を取り入れることで、価格競争を起こさずに利益を増やしてくことが可能になります。

まずは、無理な拡大をせずに、顧客と向き合うこと。
これが、小さな会社が取るべき戦略の考え方の中心となるのです。

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