好きなことではなく得意なことを仕事にする

「好きなことを仕事にしよう」

こう考えると、ほとんどの人が間違う点があります。それが、いきなり好きなことをやろうとしてしまうことです。「好きなことを仕事にする」とは、正確に言えば、「好きなジャンルで得意な事を仕事にする」ということなのです。

好きだからといって仕事の選択を間違えない

たとえば、あなたが、ラーメンが好きだとします。そうすると、たいていの場合、ラーメン屋さんをやろうとしてしまうのです。これが、最大の間違いです。

ラーメンが好きということは、単に、ラーメンを食べることが好きなだけで、ラーメンを作ることが好きということではないのです。ましてや、ラーメン屋さんを経営することが、それで、できるわけでもないのです。

もし、あなたが料理が得意で、ラーメンが好きであるならば、ラーメン屋さんを開業することは、方向性としてあっています。もし、文章を書くことが得意であって、ラーメンが好きなら、ラーメン関連のライターになるほうが合っているのです。経営が得意でラーメンが好きなら、ラーメンのFCを作って展開する。映像製作が得意ならば、ラーメンをテーマの映像を作成していく。

こういったことが整理できていない為、「好きなことを仕事にしよう」と考え出すと、「自分はラーメンが好きだからラーメン屋をやる」こうした間違いをしてしまうのです。

世の中の仕事は、もっともっと広いものなのです。

まず最初に得意なことを見つける

私の場合には、文章を書いたり、個別の相談を受けるのが得意なので、こういったブログを書いたり、スカイプによる経営コンサルティングを行っています。

ネット環境が著しく進化した今は、どのような切り口で有っても、たいていは、ビジネスとして成り立ちます。だから、実際には、何をやってもいいのです。しかし、最も大事な継続する為には、好きなことを、自分の得意なことで、どう表現していくかがポイントなのです。

ここまで話をすると、たいてい「得意なことが判らない」。こういった質問が返ってきます。

何が得意かは、じつは、自分自身が一番よく知っています。まず、これまで全くやったことがないこと、関係のないことで収入を得ることはできません。お金を払ってもらうということは、その分野のプロであるということです。プロ並みの何かの技量があってはじめてお客さんにお金を払ってもらえるのです。

これまで、あなたが仕事でやって来たことはプロだったはずです。だから、お金をもらえていたわけです。であれば、まずそこからヒントを見つけることです。

たとえば、これまでの人生を振り返ってみて、自分がやってきたこと、好きなことをまず候補に上げてみます。その中で自分が自信を持って、プロとして生きていけるものを選んで仕事にしてください。

「あれが儲かりそうだ!」
「これがいいって聞いた!」

こういった考えでは失敗します。

もしどうしてもやりたいことがあって、今はそれに対してプロではないというのであれば、まず、知識を得たりして勉強をすることです。こうして、プロになってから仕事にすることです。何をしたいか?、何ができるか?は、自分自身が一番よく知っています。そこから仕事が見えてくるものです。

占い師を養成した事例

実際の職業選択には、さらには、そこに、いろいろな諸条件が加味されていきます。

私のコンサルのクライアントは、多くの業種業態に渡っています。その中に、じつは占い師の方が数人います。私のコンサルをうけていただいている占い師の方は、全員女性なのですが、そのうちの一人は、「何かで起業したい!」というので占い師になってもらった人です。

最初から占い師だったのではなく、最初に「起業したい!」というのがあって、相談をしていきながら、占い師を選択しました。

私の場合、稀にこの仕事がいいよとお勧めする場合があります。基本的には、自分がやりたい事や、好きなこと、やりがいのあることから、得意なことを中心に起業を進めていくのですが、どうしてもそれが見つからなくて先に進めない方には、方向性を示すことがあります。

この女性の場合には、自己資金が全くないこと。
ちょっと霊感体質であること。
女性であること。
年齢が40代後半であること。

こういったことを考えてタロット占い師になることを勧めました。占い師を勧めた理由は、まず、自己資金がないと、できる仕事が限られてくる点があります。

自己資金がほとんど要らない代表的な仕事に、エキスパートビジネスがあるのですが、もう一つ初期投資が、ほとんど必要ないものという意味では、占い師があるのです。

それこそ、場所はファミレスでもどこでもできる。
アイテムもほとんどいらない。
もちろん、ある程度の才能は必要です。

ここでいうところの才能とは、インスピレーションが沸くかどうかです。別に、過去が見えるとか、未来が見えるとかは、必要ありません。

この女性の場合、ちょっと霊感体質があっりました。つまり、結構、霊とか見えるようなのです。(私には全く見えませんが・・・)つまり、インスピレーションが沸いてくるタイプということです。

何の仕事を選択するかの判断基準について

さらに、女性か男性かによって、何の占いがいいかがやはりあります。

女性の場合、あまりガチガチの理論的なものはイメージとして向きません。逆に、男性がタロットとか水晶占いは違和感があります。これは、60代になった時のイメージを思い浮かべてみればわかります。これは、当たるとか、当たらないのではなくて、一般の人が持っているイメージの問題です。

さらに、占い師に向くかどうかは、年齢が大きく関与します。

基本的に、占いに来る人の悩みは、
「恋愛(人間関係)」
「お金」
「仕事」
「健康」
これくらいです。

そして、これらの悩みに適切に対応できるのは、40代過ぎてからになります。占いが当たる為に重要な事は、相談相手から伝わってくるインスピレーションを紡いで、ストーリーを作りだせるかどうかです。

こういった条件を鑑みた上で、この女性には、実際にタロット占いを一から教えて、起業してもらいました。
彼女の場合、タロット占いどころか、占いに関しては、全くの初心者でしたが、いまでは、凄く当たると評判になり、鑑定依頼が殺到しています。(こういった評判も意図的に作ります。)

占い師にとって大切な事は、占いの技量よりも、集客の技術さえあれば何とかなっていきます。

集客の技術だけはしっかり学ぶ必要がある

じつは、これ、占い師だけではなくて、全ての業種に当てはまることです。今回の事例では、教えたのは、占いの技術2割、集客8割でした。

実際のところ、占いの技量は、経験を積んでいくうちに、上がっていきますので、時間が経てば、ある程度のレベルまでなら、ほっといても自然に上がります。仕事とは、そういうもので、プロとしてお金を受け取っているうちに、より以上の知識と経験が蓄積されていきます。

しかし、集客に関しては、意識してそれを学ばないと、自然には上がらないのです。そして、プロとして一番大事な、収入を得る為には、集客の技術が大事になります。こういったことは、よく開催されている起業セミナーなどでは、かなりおろそかにされている部分です。

起業においてだいじなことは、何で起業するかより、お客さんをどう集めるかです。もちろん、これは、今既に何かの事業をやっている人にも言えます。とにかく、集客を意識して学ばなければ、どんな仕事をしようとも失敗します。反対に、集客ができるのであれば、何の仕事をしてもある程度うまくいくものなのです。

そこに、好きなことを仕事にすれば、楽しんで仕事をすることができて、成功する確率が高くなっていくものなのです。

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