資金繰りが良くなるお金の使い方

お金の使い方には投資と消費がある

会社の経営にとって、最も重要なことは、そもそも、お金がちゃんと回るかどうかがです。
基本的に会社が倒産する理由は、資金ショートだけであり、お金がうまく回らなくなれば、たとえ黒字だとしても、あっという間に倒産することになります。

そして、このお金がしっかりと回るかどうかがの分かれ目は、実は、社長の日々のお金の使い方にあるのです。

社長はお金をどう使えばいいのか

このお金の使い方では、とりわけ投資という考え方を持てるかどうかが重要になります。

投資という話で言えば、職業柄、クライアントさんから
「今は何に投資すべきですか?」
と聞かれることが多々あります。

世の中には、たくさんの投資先があるので、その中でどこに投資すればリスクが少なく、リターンが大きいのかを多くの人が知りたいようです。

会社の資金繰りを良くするためには、確かに投資が必要です。
しかし、これは、FXやれとかインデックスファンドをやれとか、不動産投資をしろとか、そういうことではありません。

ビジネス経営の本質とは、価値を提供することでお金を得て、その得たお金を、次のビジネスの投資に回すことで拡大し、さらなるお金につなげていくことです。つまり、利益をしっかりと次に向かって投資できるかどうかなのです。

お金は回してこそ始めて価値を生むものですから、あなたが会社を安定的に成長させたければ、得た利益を次の何かの為にしっかりと投資することです。

お金の使い方には2種類ある

そもそも、お金の使い方には2種類があります。
一つは投資、もう一つは消費です。

簡単に説明してしまうと、払ったお金より価値が増えるものを投資、価値が減るものが消費と考えてください。
そして、会社が安定的に成長する為には、なるべく投資にお金を使って行くほうがいいのです。

だから、利益が出たからと言って、すぐ欲しいものを買ったり、旅行に行ったり、豪華な食事をしたりする。
これらはすべて価値が減る、もしくは無くなるので消費になります。

じつは、世の中のほとんどのものが消費に分類されるのです。
ここにお金を使うと、せっかく稼いだお金がどんどん消えていくことになります。

よく、お金が儲かったからといってフェラーリに乗ったりポルシェを買ったりするのは愚の骨頂です。
一部を除いて、こうしたものを買うという行為は消費になります。

儲かってベンツ買うくらいなら、そのお金で、広告を出したり、新しい知識やノウハウを得るために自分に投資をすることです。
とにかくお金を使うときには、できる限り投資にお金を使ってください。

最も価値の増えるお金の使い方とは

投資の中で何がオススメかというと、社長自身に投資することです。
つまり「自己投資」です。

新しい知識を身につけたりスキルを得る為に、できるだけお金を使ってください。

セミナーに行ったり本を読むこともいいです。
コンサルタントを雇ったり、メンターを得るために使うこともとても大切になります。

結局、社長が自分のために投資をすることが、一番大きく価値を増やすことができますし、他の投資先よりも、リスクが少なくリターンが大きくなります。例えば、10万円のセミナーでマーケティングを学ぶことで、100万円以上の利益を手に入れられることなどざらにあります。

ブランド品を買ったり、美味しいものを食べても、お金は手に入りませんが、セミナーで聞いた内容をちょこっとやれば、100万円手に入るなんてことは多々あるわけです。

海外ファンドでも海外不動産でも金現物だったら良くても年10~20%リターンがいいところですが、自己投資にすれば年100%とか年500%にできるのです。

100万円投資した場合、他の投資は良くて120万円だとして、自己投資だったら、500万円とか1000万円以上にできたりします。そのため、資金が少ない時期ほど迷わず自己投資にできる限り投資することです。

100万円とか500万円をファンドや不動産に投資したところで、たいしてお金は増えませんが、自己投資すれば、ぐんぐんお金を増やしていくことも可能です。

社長は無理してでもここにお金を使ってください。
これが、先に行って大きく違って来るポイントなのです。

価値の高い情報を手に入れる

一つだけ注意しておいてほしいのですが、情報や知識を、無料で得ようとする人もいますが、これはよくありません。

そもそも、無料の情報は、誰もが手に入れられるので、価値がどんどん低くなっていってしまうのです。無料のものは誰もが、簡単に知ることができます。みんなが知ればその情報の価値は低くなります。

もちろん、みんなが知っていることを、自分だけ知らないということは、重大な問題ですから、知らないことは、なるべく知識を手に入れておく必要があります。しかし覚えておいてほしいのは情報の価値とは、情報格差の価値だということです。つまり、なかなか手に入らないものほど価値が高いということです。

この情報格差を生み出すほどの知識は、結局、お金を払うこと、それも高いほど価値のある情報を手に入れることができるのです。だからこそ、最初に自分に投資をすることをためらわないことが必要なのです。

しっかりとお金を投資して、知識と情報を手に入れるようにしてください。
ここが、あなたの会社が繁盛するかどうかを分けるポイントになるのですから。

関連記事

  1. 短期(3ヶ月~1年)中期(3~5年)長期(10年)

    長期・中期・短期の目標を設定する

  2. あなたの会社はほとんど知られていない

    あなたの会社やお店はほとんど知られていない

  3. 予算を見れば会社の未来が見えてくる

    集客の優先度を知っておけばあなたの会社は儲かるようになる

  4. 経営が行き詰る理由は安すぎるから

    小さな会社の社長は数字に強くなろう

  5. 安売りをするから倒産することになる

    値上げをする方法

  6. 「誰」に「何」を提供するのかを明確にする

    傾いた土台ではビジネスは儲からない

error: Content is protected !!