ビジネスに限らず、どのようなことであっても、ただ闇雲に行動するだけでは、疲れるだけで成果は上がりません。
成果を出すためには、きちんと計画を立てて、行動する必要があります。
簡単にできる社長の為の時間管理
特に小さな会社の社長は、独りで多くのことをやらなければいけないため、なおさら、計画を立てることが重要となります。
ここでは、社長の為の簡単な時間管理の方法を紹介しておきます。
具体的にどうするかというと、まず何でもいいので1冊のノートにこの1年の大きな目標を1ページに一つずつ書いていきます。そして、余白にそれを実現する為の行動プランを、思いつくままに書きます。
行動プランとは、
例えば、誰に相談すればいいのか?
まず、何からするのか?
ゴールの到達するまでの、
段階的な目標は何にするのか?
こういったことです。

社長は行動プランを書き出せ
例えば、ビジネスを成長させるというゴールを考えたとします。
この時に、行動プランとして、売上を上げる為に、電話をかける相手を思いつく限り上げてみます。
例えば、最終的な目標を達成するまでに、小さな数値的なゴールを段階的に細かく設定もできます。
毎月、ある金額を貯めて、そして、そのお金を使って、広告を使って集客する。
こうした形でいいのです。
余白に書き込むのはこういった、長い目で見て、あなたを長期のゴールに導いてくれるような具体的な行動について、思いつく限りを書いていきます。
そして、1年かそれ以上の長期のゴールにつながるような行動を計画して、週のうち2つか3つは、なるべく実行するようにしていくのです。
全ての行動を目標に向かわせる
このように、何かの行動を決める時に、自分に尋ねてみてください。
「今からしようと計画していることは、目指す目標に自分を連れて行ってくれるだろうか?」
何をすればいいかを迷ったら、この質問をすれば、自分の将来にとって本当に大切なものを思い出すことができます。

自分の時間をどこに投資するかを決める際、この質問は重要なガイドとなってくれます。
時間だけが、使ってしまったら二度と取り戻すことができないものです。
ですから、時間の使い方に対しては、もっとも慎重であるべきなのです。
だからこそ、小さな会社の社長にとって時間管理が重要になるのです。
年間計画から週間計画を作る
こうして、1年の長期の行動が明確になったら、次に、週ごとのゴールを決めていきます。
これが週間計画になります
週ごとの計画の中には、ゴールの為の行動の他に、その週にやりたいことを含めてください。
運動をする日、友達との約束、ミーティング、雑用、大切な電話などいろいろあるでしょう。一週間の状況が一目で分ければ、それらの行動を一日一日に上手く割り当てることができるようになります。
一年の大きな目標と、週ごとの小さな目標を立て実行する。さらに、必要であれば、月間計画を間に挟んでみてください。

一番簡単なのが、
「年間目標→週間計画」
これだけです。1年間の目標を書くノートとスケジュール帖だけで充分に管理できます
時間管理は、複雑にすればどこまでも複雑にできます。しかし、それでは続かないし、それにかける時間も多くなりすぎます。
まずは、シンプルに年間計画から週間計画へと行動を落とし込んでいくことです。これが、時間管理の基本的やり方の一つなのです。